透かしほおずきは9日目。下馬評。
「しめしめ、今日は楽しみだ」
そうつぶやきながら、井戸端に
ほおずきを持って行った。
開いてそっと蛇口に近づけて水を
流した。
あれっ!ハゲない。てっきりベラリと
皮がハゲてくると思っていた。
期待外れとはこのことだ。
古歯ブラシで注意深く、ていねいに
こすった。
が、ハゲない。
うむ、1日ぐらいでは進展がないのか。
***
ネットで調べた時には1週間から10日ほどで
出来上がるようだった。
読み違いだったのか。
1週間は、ハゲ始める。
すべてがハゲるのは10日だったのか。
きれいな網目になるのは「2週間はかかるよ」と
してもらいたいものだ。
まあ、初めてのことだから出来上がるまでは
未知の領域。
我慢比べだ。
もう1個のケースは開けない。
古い水になって相当に匂いもひどいと思うが
そのままにしておく。
そのほうが出来上がりが早いかもしれない。
これも我慢だ。
こうも長くなれば読むほうもイライラ
するのではないか。
スミマセン。
*****
下馬評。
江戸時代馬から降りる場所、下馬するところは
お城の大手門にあった。
すべての武士はここで馬から降りて
城に入った。
この武士にお供が何人かついている。
この人たちはご主人が帰ってくるまで
そこで待った。
暇であり退屈している。
当然場内の出来事のうわさ話をする。
本当のところはわからん。
いろいろな批評を並べた。
いいかげんな話だ。
この下馬先の批評で「下馬評」
直接関係のない人たちがするうわさや批評。
(Weblio辞書を参考にしました)
***
今まさに下馬評が飛びかっている。
テレビ、新聞、ネットニュース。
まるで「講釈師見て来たふうにものをいう」の
状況である。
誰一人として、その場に同席していないのに。
勝手な憶測。
江戸時代の下馬評と変わらんね。
家人「河野、石破、高市が良いなあ、なにしろ
60才で皆若い」
私「菅、麻生、二階は80だからな、20才違えば
親子だ」
もうそろそろ、80才の親が60才の子離れを
して良いのではなかろうか。
では、またあした。
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