料理は、何度も作った方が良いよ。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
電気の圧力釜を、使いこなそう。
そう思った。
その為に80才の手習いを始めた。
圧力釜に添付されていたレシピ集を
ながめた。
ワシの手に負えそうなものを探した。
ポトフ他3品。
早速、ポトフに挑戦した。
出来上がりは、味がうすかった。
何かを入れ忘れたみたいだ。
やれやれ。
***
しかし、失敗してもどこか安心している。
ワシの後ろに控えている者は、料理暦が
60年の大御所であるから。
多少の失敗は、なんとかしてくれる。
まあ少しは皮肉めいた言葉があるかも
しれないが、そこは耐えてみせる。
大御所は、あじのうすいポトフ
に塩コショウとダシをチョイと
入れて美味しい味になった。
20才の頃から作っている料理の
腕前はまるで魔法だった。
だから、山の神と言うのだろう。
神様は、80才の手習いは脳みそが
古ぼけている。
何度も作らないと身につかないと
仰せになった。
仰せに従うことにした。
ポトフは圧力鍋で作ると、材料は何もかも
柔らかくなっている。
胃袋に対して、負担が少ない。
よって、老人むきの料理とも言える。
***
電気の圧力釜は賢い。
その便利な所が、もう一つあった。
調理が終わってそのまま自動的に保温に
なっている。
料理作りの最中は忙しい。
ほったらかしでも、料理は冷たくならない。
安心できる。
この圧力鍋を使いこなせるようになれば
他の料理に挑戦できる。
するともう一品が出来上がる。
後は、食卓でご飯を盛って待つだけで良い。
***
家人「足りない材料は、買って来るよ」
私「玉ねぎがなかった、後はもう一度確かめるよ」
明日の昼間に、じっくりと取り組むことにした。
念の為にレシピ集を再読しよう。
何しろ80才の1年生だからね。
では、また明日。
ポチッとをいただくと
嬉しいのであります。