焼き芋を作る、途中までだったが成功した。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
今週のお題は「いも」といえば?
これなら、話せることあり。
「いも」と言えばそれはもう、石焼き芋に
決まっている。
昨年の寒い日に、娘から差し入れがあった。
「これで、温まりなよ」と言う。
なんだか森進一の歌のフレーズみたいだった。
それは、安納芋の石焼き芋を冷凍したもの。
私「石焼き芋は冷凍が効くのかね」
家人「私も初めてだなあ」
早速、レンジでチンして食べた。
こういう時の決断は素早い。
新幹線並みの速さだ。
私「うむ、ねっとりして旨い」
家人「美味しいですね」
***
それからは、サツマイモを食べる
ようになった。
ただし、石焼き芋は旨いと思うが、蒸かした芋は
いまだに、食べないことはないが好きだと言える
ほどにはない。
原因は、育った子供時代。
ご飯の代わりに、サツマイモやカボチャを
蒸かしたものを毎日食べた。
3時のおやつもこれだった。
それ以来、嫌いなものとして存在した。
家人も同世代で、ご飯に入ったサツマイモや
味噌汁にサツマイモが入っていた。
大嫌いだったそうだ。
***
と、いうものの、石焼き芋が大好きになった。
持ち前の好奇心が湧いた。
私「焼き芋を作る」
家人「あれは、大きな壺で焼いていたよ
壺はどうするの」
なんとかしたい。
ネットを検索した。
おお、上等の話しだ。
炊飯ジャーで出来る。
願ってもない。
使っていない炊飯ジャーがある。
絶対にこれで作る。
私「おーい、買い物ついでにサツマイモ
買って来て」
家人「大きいのそれとも小さいの」
私「試し焼きだ、小さいのでよろしい」
***
本心はというと、石焼き芋なら絶対に安納芋だ。
あの、ねっとり感がたまらん。
家人もこのことについて、異論はない。
いや、ないだろう。
うーん、絶対にないとは、言いきれん。
この際は、スーパーにあるサツマイモで
我慢する。
なにしろ、初めての作成であるからして
普通の焼き芋に挑戦する。
作り方は、いたって簡単。
炊飯ジャーに水を芋の半分まで入れる。
サツマイモを同居させる。
あとは、炊飯モードにしてスィッチをON。
出来上がりを、待つだけ。
超簡単。
「ほんまかいな」と一人でつぶやいた。
物置から、古い炊飯ジャーを取り出してきた。
小ぶりのサツマイモは、そのままの形で
3本入った。
水は、100mlで芋の半分ほどになった。
炊飯ジャーのスイッチオン。
***
家人「近所の友達と買い物に行くけど一緒に
来ないか、3人でタクシー割り勘で行こうよ」
私「何だ、割り勘要員か」
家人「天気は良いし、ストアー前のベンチで
ひなたぼっこをすればいいよ」
私「ビーフシチューの牛のもも肉を見たい
お供をさせていただきます」
わが家では、シチューと言えば、鶏肉の入った
クリームシチューである。
電気圧力釜のレシピは、ビーフシチューである。
これを作っても、家人殿は味の比較が出来ない。
どうせ作るなら、味の点数を知りたい。
牛のもも肉が、高価であれば作ることはない。
ストアーには、牛のもも肉は置いてなかった。
近所のスーパーにもなかった。
これじゃあ作りたくても出来ないことになる。
そう言うことで、電気圧力釜ではクリーム
シチュー作りに変更する。
レシピは、ネットで探せばなんとかなる。
***
ストアー前のベンチで、座っていると
お年寄り男性が軽く会釈をして横に座った。
ほとんど、同年配のようだ。
「お宅も買い物のお供ですか」
私「ええそうです、その上タクシーの
割り勘要員です」
返事をすると、驚いた様子。
「車の運転ではないの」
私「免許は返しました、車は無し」
「いつもここに、タクシーで買い物ですか」
私「今日が初めて・・・」
「良いなあ、タクシーで買い物か」
このストアーが、一番近い。
車なしでは、暮らせない。
買い物、病院、田んぼ。
うらやましいですよ。
***
帰りも、もちろんタクシーだった。
割り勘は、お一人様600円だった。
友達は、時々割り勘でここに来たいね。
そんな話をして、別れた。
炊飯ジャーのサツマイモは出来上がっていた。
ただし、焼き芋ではない。
蒸かし芋だった。
このあと、トースターで焦げ目をつけたら
石焼き芋になりそうだったが。
丁度12時で、お昼ご飯の代わりに
食べてしまった。
焼き芋作りは、途中までになったが
出来上がる目途がついた。
ワシとしては、大成功である。
では、また明日。
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