情報やニュースの正確性。
テレビが、壊れた。
画面にカードを差しなおして下さいと
書いてあった。
「はい、ご指示の通りをいたします」
一人ごとを言いながら、テレビの裏の
カードをさし込んでいる箇所を探した。
一旦、電源を切って、カードを引き抜き
電源を入れて、カードを差しなおした。
電源を入れて、チャンネルを合わせるが
またもや、画面にカードを差しなおして
下さいと表示された。
いやはや、本当に壊れたようだ。
***
今日、一日はテレビがない生活。
ほとんど見られる。
新聞やテレビのニュースより、早い。
しかし、ネットのニュースは豊富であるが
どれが本当なのか、どれを信用して良いのか。
玉石混合ではないか。
そのへん、新聞やテレビのニュースは遅れるが
ある程度ふるい落とされて、正確さが
増しているのではないだろうか。
***
昔に比べると。
(年寄りの思考は、すぐにこんなになる)
ニュースは少なかったが、正確であったのでは
ないか、ほとんど、うのみにして信じていた。
まあ、そのニュースを頼りにして暮らして
いたのではないが。
暮らしの中の、栄養剤みたいなものであった。
今の暮らしは、ニュースだけでなく、あらゆる
情報が入って来る。
自分の暮らしに役に立つものは、自分で探す
信じるかどうかは自己責任。
その情報がないと、暮らしに困ると言う
ことはない。
ちょっぴり、寂しいかもしれん。
***
このさい、テレビはきっぱりとやめて
読書をしてみようかと思った。
家人「そんなことを言ったって、あんたは
良いかもしれんがねえ、わたしゃあ困る」
ドラマと、漫才を見たいそうだ。
新しいテレビは、娘に頼もう。
正確なニュースだけが流れるものが
欲しいね。
ここまで文を書いていて「フッと」思った。
***
電源をいれなおして。
カードをいれなおして。
再度、カードを差しなおして下さいと
表示されるなら、テレビの故障ではなく
アンテナからの接続か途中のブースターが
おかしいのでは・・・
テレビにアンテナを接続している部分を
外して、つなぎなおした。
私「おーい、なおったよ」
家人「おやまあ、あんたはコロナワクチンの
注射をしたから、腕が上がったね」
私「今夜は刺身だな」
家人「真鯛の生き作りでも良いよ」
では、またあした。
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