老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

あっ!ザボンを忘れたよ。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

 

Tさんがパンを持ってきた。

久しぶりと言うほど、会わなかった。

きっと、コロナのせいだ。

 

 

いつもの、とおり娘さんが作ったパンを

持ってきた。

毎度のことである。

ありがとう。

 

 

娘さんは、ずいぶんと前からパン教室に

通っている。

 

 

出来上がったパンは、店にあるものと変わらない。

いや、パンの種類によっては、こっちのほうが

旨いものがある。

 

 

今度はどうだろうかねと、言いながら食べる。

 

 

***

コロナの奴めは、こんな田舎でも影響を

与えている。

世間話のおしゃべり友も来なくなった。

 

 

コロナを、うつしたくない。

うつされたくない。

みんな、どんな思いで暮らしている。

 

 

Tさん「2月の初めからね、デイサービスに

行ってるよ」

送り迎えをしてくれるからね。

 

 

民生委員さんと、ケアマネさんとが連携で

話しをすすめたそうだ。

近くの友達と2人で通っている。

 

 

家人「良かったね、楽しいだろう」

Tさん「ゲームやクイズがあってね結構

楽しいよ」

家人「楽しくて良かったね」

 

 

Tさん「あんたも知ってるあの2人も

デイサービスに誘おうと思っている」

 

 

しかし、娘がね今はコロナの真っ最中だから

止めときなさいと言ってる。

 

 

高齢者の感染者が多いのは家族からと

老人施設からだと、テレビで言ってた。

それで、しばらくは誘わないそうだ。

 

 

家人「それが良いよ」

 

 

デイケアの先生がね。

年寄りは、テレビを見るだけの暮らしが

一番悪い。

おしゃべりは、健康のもとだと言った。

 

 

デイサービスは週2回だけどさ、毎日だって

行きたいぐらいだよ。

そんな話をして、Tさんは帰った。

 

 

***

家人「なんだか、Tさんは若返ったよ」

私「デイサービスでおしゃべり

するからだろう」

 

 

老人の行く先は、デイサービスに行く

それ以上に体が弱ると特別養護老人ホームに行く。

最近は、これがお決まりになった。

 

 

私「あんたも、デイサービスに行くかい」

家人「遠慮する、ここでおしゃべりを

していた方が気楽で良いよ」

 

 

私「あれっ!ザボンを忘れたよ」

家人「そうですね、デイサービスに

持って行くと言ってたのに」

 

 

Tさんも、家人も、ワシも忘れていた。

寄る年並に勝てないとは、このことだろう。

 

 

家人「明日、Tさんのところに持って行くよ」

 

 

夕食は、娘さんの作ったパンで済ました。

美味しかった、ごちそうさまでした。

 

 

では、また明日。

 

 

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