ゴーヤは、まだかいな。
Aさん「娘夫婦のところのゴーヤは
まったく育っていなかったよ」
家人「家にいただいた苗と同じものでしょう」
Aさん「ええ、あの時、娘に3本ここに3本
買って来た」
私「日当たりが悪くないかい」
Aさん「午前中は日が当たる、午後は陰に
なっているよ」
私「午前中日が当たるなら、良いはずなんだが」
Aさん「なにしろ、娘のところは、野菜を
作るのが初めてだからね」
***
最近は、野菜作りの月刊誌もあるし
テレビ番組もある。
野菜を育てる気持ちがあれば、情報は
足りている。
いや、反対に情報過多で困って
いるかもしれない。
野菜作りは、近所のその道のベテランに
相談するのが良い。
そのベテランは、畑で手取り足取りで
教えてくれる。
まてよ、足取りは入らんかった。
野菜作りは、季節にあわせて作る。
だから、教える方も同じ野菜を作って
いることが多い。
何年も作り続けている人は、経験豊富だ。
ワシもこのベテランさんに頼り切っていた。
いろいろと、話を聞くだけで楽しかった。
***
Aさん「娘の近所にそう言う人がいると
良いがねえ」
なんでも、育てると言うことは、かならず
失敗や出来損ないがついて回る。
しかし、失敗の次は成功することが多い。
その時の喜びは大きいものである。
「雨が降ったら地固まる」いや、これは
良いたとえではなかった。
「失敗は成功のもと」だった。
このように、文を書いていても失敗する
ことがある。
それでも、何ごともめげないで、続ける。
それが成功のもとになるようだ。
Aさんの所の娘さんも、野菜作りの楽しさを
おぼえて欲しいね。
***
私「ところでね、裏のゴーヤは見たかね」
家人「この人、家のまわりを歩くたびに
実になる花をさがしているよ」
私「おかげでな、5個ほど見つけたよ」
Aさん「5個もかい、じゃあ2個は
いただけるなあ」
私「いいとも!」
では、またあした。
ポチッとをいただくと
ゴーヤが喜びます。