老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

キューリの大きさは。

Aさん「こりゃあ、とり遅れて大きすぎるよ」

うちの庭のキューリを見てそう言った。

 

 

Aさんは、昔からキューリは買っている。

自分で育てて収穫したことはない。

 

 

Aさん「この大きさじゃあ、規格外れで

漬物用で売ってるよ」

 

 

家人「うちは2人とも、小さいキューリは

嫌いでね」

私「大きく育ったものが、旨いし甘みもある」

 

 

キューリの大きさの好みが違っていた。

 

 

Aさんは、街中育ちで買ったキューリを

食べて大人になった。

私と家人は、田舎育ちでキューリは

大きくなったものを食べて育った。

 

 

子供時代に食べ続けたものが、それぞれの

好みになっていた。

 

 

***

一方、キューリを作り、出荷している人は

市場で指定された大きさと、真っ直ぐなものを

だしている。

 

 

規格品になって全国に供給される。

 

 

極端な話だが、九州で作られたキューリが

北海道の店に並んでいる。

 

 

流通の都合で、若どりをする。

それだと、日持ちが良い。

 

 

キューリはもっと大きく育ったほうが

旨いと思うのだが。

 

 

***

地産地消のキューリ。

最近は、道の駅や農産物の直売所が増えた。

 

 

地元の生産者の品を、優先している。

朝取りの新鮮なもの。

 

 

そこでは、じゅうぶんに育った大きい

キューリがある。

少し、形が曲がったものもある。

 

 

見事に育ったキューリを薄く切って

塩もみをして三杯酢をかけただけで

たまらない美味しさになる。

 

 

***

家人「Aさんは、あんなことを言うが

もっと大きくならないと、採らないからね」

私「中のタネをサジで採るぐらいにな」

 

 

タネをとり、来年これをタネまきしてみるか。

 

 

では、またあした。

 

 

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