役に立つよ、あんたは偉い。
ミニトマトのアイコはサラダで食べて
タネを採って育てた。
庭の隅で育てた。
思ったよりも調子よく育って収穫をしてる。
家人「役に立つよ、あんたは偉い」
私「俺も捨てたもんじゃアないな」
家人「あんたじゃないミニトマトを
ほめたのさ」
***
畑でトマトを作るとかならず実割れがした。
食べられないものが多かった。
去年から庭の隅で食べたトマトのタネを採り
育てたが、見事に失敗をした。
苗を作り庭に植えたのが遅れて育った。
夏になり猛暑で花は咲いたが
実は出来ずに枯れた。
去年の失敗を反省した。
夏の暑くなる前に育て上げる。
実がなったら収穫して8月には終わる。
そんな作戦にした。
作戦は当たった。
今、収穫して食卓に出している。
もうしばらくは、収穫できそうだ。
自分自身をほめている。
「あんたは偉い」
***
庭で育てたトマトは実割れをしない。
家人「畑の時は派手に実割れをしたね
ほとんど食べられなかった」
私「あの頃はひどかった」
大玉のトマトもミニトマトもどれもこれも
真っ赤に熟れて食べ頃になると実が割れて
虫が寄り付いた。
もちろん食べられない。
それ以来、トマト育ては苦手になった。
家人「トマトはあきらめな、買えば良いよ」
***
畑のトマト育てと、庭のトマト育てを比べた。
大きな違いがあった。
庭の花壇は土が乾きやすい。
そのために毎日水やりをしている。
トマトは水を好む。
畑ではよほどに事がない限り水やりは
しなかった。
水を制限して旨いトマトが出来ると
思っていた。
結局、実割れの原因は水不足。
雨が降ると精いっぱい水を吸い込む。
とまとの皮が破れるまで吸い込む。
テキストでは、そのために雨よけを
しなさいと書いてあった。
***
家人「あの時じゅうぶんに水をやれば
良かったのかねえ」
私「うん、そうだったのかも」
水タップリで育てれば、実割れもなかった。
もとどおりの元気な体になれたら、どこかに
小さい畑を借りて、もう1回トマト育てを
やりたいものだ。
家人「来年は庭でもっとトマトを
植えれば良いよ」
私「100本みのるキューリはあきらめる」
キューリは5本の収穫で終わりそうである。
では、またあした。
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