「長い間、お休みになってすみません」
久しぶりの訪問看護師はそう言った。
訪問看護の事務所の方は大変だったようだ。
疫病の専門家が見えて、指導を受けました。
私。
5月7日から25日まで休みになった。
低気圧が通った日が苦しかったよ。
雨が降って家のまわりを歩けなかったからね。
雨が降らないには、朝食の後と昼食の後に
それぞれ、30周歩いたよ。
全部で、9000歩になった。
その途中で、タンが上がって来る。
歩くことで、血流が良くなる。
呼吸が活発になりタンも出やすくなる。
それで何とかしのげたよ。
体を動かすことが、大切だねえ。
訪問看護師。
思いのほか、元気でしたね。
散歩などで体を動かすと、まず血流が
良くなります。
それから、呼吸が盛んになり肺の活動量が
増えます。
すると、タンも動きやすくなります。
私。
そうだろう。
歩いている途中で2~3回、タン出しをしたよ。
最後の方は汗がうっすらと出る。
この病になって汗が出るほど動いたことが
なかったよ。
訪問看護師。
気管支や気道支える筋肉が強くなれば
呼吸が楽になります。
体は、機械の歯車と同じです。
動かないと油も切れて錆びてしまいます。
そうなると、お終いです。
私。
今回は、歩く量を倍にした。
機械の歯車と同じで、毎日、朝と昼
動かしている。
動かさないと、老化するようだ。
訪問看護師。
体の組織は常に新しくなっています。
早い部分は3カ月、遅いものでも6カ月か
1年すれば、新しくなります。
この期間、体を動かすことでスムーズに
新しくなります。
老化も、ある程度遅らせることができます。
私。
老化を遅らせることが出来ることは魅力が
あります。
歩くことを続けますよ。
***
訪問看護のお休みは、20日足らずであった。
気のせいかもしれないが。
体の動きが軽くなった。
靴下、靴を履くときの前かがみが
少し楽になった。
しかし、コタツから立ち上がる時の
「どっこいしょ」は言ってる。
これがなくなるまで、歩きを続けよう。
では、またあす。
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