老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

昨日は、梅雨の晴れ間だった。

私「昨日は、気持ちが良かったね」

家人「からりと晴れて、暑かった日陰が

涼しかったよ」

 

 

家人は、ここぞとばかり洗濯婆さんになった。

シーツを洗い、毛布も洗い、布団も干した。

 

 

ワシは、家の外を35回まわった。

計算すると4250歩になった。

もちろん、計算は電卓がしてくれた。

最近は、掛け算や割り算が面倒くさい。

 

 

さすがに疲れて、汗ばんだ。

 

 

1、頭に浮かんだのはお百度参り。

 

この家のまわりを歩いていると、いろいろな

思いが浮かんでくる。

理屈抜きだ。

頭の中に、突然ヒョイと現れる。

 

 

今、家のまわりを歩いているのは

百度参りだ。

 

 

この病気以前の健康だった時には

月に1回高塚のお地蔵さんを参っていた。

この時に、お百度参りをする姿をときたま

見かけた。

 

 

その時は、なぜ、どんな理由で

参るのだろうか。

そもそも、百回参れば仏様がねがいを

きいて下さると誰が決めたんだろうか。

 

 

薬のない時代、身内か本人の病気で治して

下さいとしんけんに願った。

月に1回行っているころは、健康だったので

他人事だった。

 

 

2、感謝の気持ち。

 

今、自分が健康になりたいために、家の

まわりを歩いていることは、お百度参り

ではないか。

 

 

もとより、あまり信心は持っていないが

気が付かないうちに仏様に頼っているようだ。

 

 

そうだ、感謝の気持ちだ。

この病があっても、日常はあまり手が

かからずに暮らしている。

 

 

家人がワシの看護で疲労困憊をして

共倒れをするようなこともない。

しばらく、感謝ノートを書くことを

忘れている。

 

 

3、訪問看護はお休みになった。

 

仕方がない、自分で頑張ろう。

体を動かして体力をつける。

タンが出やすくなる。

 

 

家人「あんたはそのガンバリが

力なんだよ、いつだって何かが

起こるとなにくそと言って行動する」

 

 

私「訪問看護がしばらくないでも

体力がつけば、なんとかなる」

 

 

家人「訪問看護がお休みになることも

ありがたいことかもね」

 

 

自分の体が、どれくらいのものか

なかなかわからない。

歩く目標を高くすることで、体力が増す。

このことがわかっただけで嬉しい。

 

 

訪問看護の技術に甘えていた。

 

 

休止状態の感謝ノートに、このことを

書きとめることにした。

 

 

***

家人「晴れ間が出ると歩けるね」

 

 

私「雨が降り続くことはない、いつかは

晴れるって、誰かか言っていた」

家人「それ、なくなった樹木希林じゃあ

なかったかなあ」

 

 

では、またあした。

 

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