不思議な庭。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
Aさん「毎年のことだがねえ、ここの花壇は
いろいろと自然に花が咲くなあ」
家人「ほったらかしの育て方だよ」
Aさん「不思議な庭だよね」
家人は草取りも好んでいるが、だいぶん前から
草のほうが強くなっているところだけ
手を入れている。
若い時は、草は1本も生えてはならんと
目の仇にしていた。
裸の土が見える程、さっぱりと草取りを
していた。
暮らすことに年季が入って、年を取ってくると
自然と仲良くなることを体得したようだ。
***
今はもう花の苗ものをほとんど買わない。
スーパーに売れ残って寂しそうにしている
ものを買って来る。
家人「花の苗を助けたのよ」
これを植えるのも、庭のどこか空いて
いるところに適当に植えてお終い。
このほうが、苗も生き生きと育つよ。
草と花が相合扶助をしてる。
更には年々こぼれダネから花が咲く。
家人「ほらね子育てと同じさ、ほったらかし
だから強い子供になる」
今の時代は、子供を構い過ぎる、管理が行き
届いている。
これじゃあ、子供は息苦しい。
家人「ねっそうだろう、それで良いのさ」
Aさん「なるほどね、ほったらかしの
育て方かあ」
納得したように、うなずきながら帰った。
***
借りていた畑は返した。
花壇は、花と野菜を同居させることにした。
野菜をよく見ると、畑で育てていた時より
ノビノビとしている。
これから夏に向けて、楽しみである。
家人「野菜の水やりは、あんたがするんだよ」
私「まかせとけ、家のまわりを歩きながら
水やりをするよ」
2リットルのお茶のペットボトルが役に立つ。
井戸で水を入れて、野菜の脇に置いておく。
乾いている野菜に水をやる。
こうすれば2キロの重しを持って歩くことになる。
わずかではあるが、ウェイトトレーニングである。
筋肉のおとろえ防止になるのではないか。
***
私「今年はグリーンピースとスナックえんどうを
間違えたなあ」
家人「来年は、お間違えにならないように
お頼み申しあげます」
それでもピースご飯は、ありついた。
畑の仲間から、差し入れがあった。
では、また明日。
ポチッとをいただくと
花も野菜も喜びます。