今、ワシの横にモコがいる。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
ブログに書いてあった。
タイトルを一見して、そのブログを
読むかどうかを決める。
もし、タイトルに嫌いな言葉や、自分の暮らしに
関係のない遠いところの話しだったら、見向きも
しないだろう。
始めっから「ボッ」「無視」「拒否」と
言うことになる。
読む人が好む言葉は何だろう。
「今、ワシの横にモコがいる」
こんなタイトルは、どうだろうかねえ。
***
モコはワシのパソコンの横、左手の届く
ところがお好みである。
私の左手やパソコン画面左上の角で
あごの下を、スリスリするのが
大好きである。
猫博士によると、匂い付けの
動作だと言う。
その割には、匂いはしない。
猫同士にはわかる匂いだろうか。
匂い付けにしては、頑張りすぎる。
***
まるであごの下を掻きむしって
いるようだ。
私「ねえモコや、お前痒いのか」
モコ「・・・」
返事はない。
聞こえていないようだ。
猫語でないと通用しないか。
顔をもっと近づけて声も大きくした。
私「モコ様、あごの下が痒いので
ありますか」
丁寧な言葉でたずねた。
モコは動作を止めた。
おや、どうやら、ワシの言葉が
通じたようだ。
モコは今度は、耳を掻き出した。
モコ「ジジイは何を言ってるのか
わからん」
***
耳掻きを止めた。
立ち上がりお尻を高くして
背伸びをした。
おまけに大きなあくびをして
台所の餌の所に行ってしまった。
私「気ままなやつだ、せっかく
ていねいに話しかけたのに
無視しやがって」
いや待てよ、わかっているが
わからないふりを
しているのかもしれん。
モコ「ジジイと話すと、やつは何を
言い出すかわからん、ややっこしい
ことになるのはゴメンこうむる
聞こえないふりをしておこう」
そう考えているかもしれん。
いや、きっとそうだろう。
ワシとしては、モコと会話ができると
もっと豊かな暮らしになると思うのだが。
***
家人「英語もしゃべりきらん人が
猫語を使える訳はないさ」
私「じゃあ、英語から始めんと
いかんなあ」
家人「80才の干からびた脳みそでは
英語もおぼつかんよ」
私「そうだよな、ジジ、ババ語が
使えるほどで幸せかもしれん」
モコは、どこかに行ってしまった。
きっと、年寄り2人とは付き合い
きれんと思っているのではなかろうか。
では、また明日。
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