カチガラスは、カラスと戦いながら巣を作っている。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
めっきりと春めいて来ました。
生き物の子育ての季節が、始まったようです。
カチガラスは、正式名はカササギと言うのだが、
カラスと巣作りの場所を争って負けた。
この場所は、あきらめたのだと思っていた。
巣作り開始して4日目。
なかなか近寄らない、ピンボケ。
カラスが来ないか、見張り中。
数日前から帰って来て、巣作りを始めた。
家人「昨日、また喧嘩をしていたけどね
カチガラスが勝ったようです」
私「それでか、忙しく枝を拾ってきているよ」
夫婦二人ずれで、枝を咥えて戻ってくる」
私「他の場所をさがしたが、ここの方が
良かったのだろうよ」
家人「カラスが居るとわかっていても
ここが良いんでしょうね」
私「巣の下に住む老老が、良さそうに
見えたのかもしれんな」
家人「そんなこと、わからないでしょう」
人のまわりで暮らす生き物は、人を良く
知っている。
本能で見分けるのかもしれん。
***
家人は、野良猫を手なずける名人である。
転勤で新しい家に行く、数日すると野良猫が
顔を見せる。
家人は、話しかける。
逃げない。
何日か続くと、手から餌をもらっている。
もうこうなってくると、飼い猫同然である。
かっての転勤先の猫たちは、今でも話になる。
***
一方、ワシには犬たちがなついてくれる。
散歩で出会う犬は、みんな友達になった。
ムツゴロウ大先生は、どんな動物とでも
仲良しになった。
あれほどまでにはない。
初めて出会う犬には、手の甲を静かに
ゆっくりと出す。
相手は匂いをかぐ。
どんなやつかと確かめている。
ゆっくり、手のひらに替える。
指先の匂いを確かめる。
くんくん。
納得が行けば、ぺろりとなめる。
もうこれで、友だち。
***
家人「カチガラスは、もうすぐ卵を
産むので必死なんでしょう」
私「子育てをするには、頑丈な巣が
欲しいんだよ」
家人「Mさんところの、電柱はカチガラスが
あきらめたようです」
私「来なくなったのか、残念だなあ」
もう、カラスには負けない。
子育ての母親は強い。
では、また明日。
ポチッとをいただくと
カチガラスも喜びます。