いきなり饅頭あるいはいきなり団子。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
どう言うことでこうなったかわからん。
ブログがあんこシリーズになってきた。
春のお彼岸のぼた餅。
満開の桜のさくら餅。
で、その次はいきなり饅頭、これは
福岡の呼び名で、熊本はいきなり団子。
おそらく、全国的なものではない。
そう思うんだが、どこかにも同じものが
あるかもしれん。
日本は広い。
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どんなものか説明が要るようだ。
サツマイモを輪切りにした面に
あんこをのせる。
これを、水でこねた小麦粉で包む。
そのあとは、せいろと言う蒸し器で
蒸しあげる。
お饅頭の中が、サツマイモと小豆の
つぶしあんになっている。
どこの家にもあるものが、材料。
素朴な饅頭である。
しかし、食べるとボリュームがある。
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「いきなり」とは、なにかって。
それは、この質問のようなもの。
突然と現れたもの、それがいきなり。
「突然」や「急に」あるいは
「行き当たりばったり」としてあった。
最近のニュースでは、いきなりステーキの
大量閉店があった。
文字どうり「いきなりステーキ」が
「いきなり」の閉店だった。
これほど、ピッタリの言葉ない。
いきなり饅頭=福岡
いきなり団子=熊本
この「いきなり」は突然のお客さんが
あってもすぐに作られるもの。
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昔は家庭で作られるものだった。
貧乏暮らしでは、あんこを作る砂糖が
なかった。
それゆえ、サツマイモだけが中に
入っていた。
あまり美味しいものではなかった。
年を取り、本格的ないきなり饅頭は
美味しかった。
今はもう、なくてはならない
ものになった。
私「いきなり饅頭が欲しいなあ」
家人「大津まで行きますかとは
車がないから言えませんね」
では、また明日。
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