ザボンのお礼は、キンカンだった。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
Kさん「ザボンをもらったからね
キンカンをあげるよ」
家人「大きい粒だねえ、ありがたいねえ」
Kさんの里は鹿児島で、その地域は
キンカンを出荷しているそうだ。
時々、スーパーの果物コーナーで
キンカンの姿を見るが、買って
食べたことはない。
昔、近所の家のキンカンを食べた。
外側の皮はまあまあ食べられたが
タネのまわりの中身は、超酸っぱかった。
それ以来キンカンが欲しいとは
思わなかった。
しかし最近、柑橘のタネが欲しくて
ほんのちょっぴりかじって見た。
旨くはなかったが昔の味を思い出した。
***
毎朝、ルイボス茶を飲んでいる。
これが当たりで、老老2人に
宅急便(べん)が来るようになった。
それで、当分の間続けようと話している。
ルイボス茶には、甘みとしてレモンと蜂蜜を
入れていたが、キンカンの蜂蜜漬けを
入れるのも美味しいとしてあった。
いつか作ってみようと相談していた。
願ってもないいただき物である。
***
去年12月のはじめ、Mさん所の
キンカンをいただいてタネをまいた。
すぐに芽が出た。
すぐと言っても1週間はかかった。
果物のタネの発芽は、時間がかかる。
早くて、春先暖かくなって芽が出ると
思っていた。
早く芽が出た。
嬉しいものである。
もう、移植して良い程育ってきた。
「こいつは、春から縁起が良いなあ」である。
***
キンカンの蜂蜜漬けは誰かのブログに
書いてあった。
探すが見つからない。
仕方がない、ネットで調べた。
出来るだけ簡単な方法がよろしい。
そして、美味しければなおよろしい。
キンカン 200g
蜂蜜 150g
と書いてあった。
***
娘が予告なしで現れた。
「おや、キンカンだ」と言って1個を
ポイっと口に入れた。
「うまいよ」と言いながらビニール袋に
入れている。
私「おいおい、少しだけだ」
娘「父ちゃんと、子供と私だからね」
そう言いながら、半分ぐらいを持って帰った。
あいつは、予告なしで来るからイカン。
キンカンを隠す暇もない。
家人「ずいぶん少なくなったね
仕方がないよあきらめな」
***
計りで確かめた。
100gとちょい多かった。
まあこれで良いや。
蜂蜜は、50gにぎりぎり足りそうだ。
家人「わたしゃ、やったことがない
あんたが作れば良いよ」
家人は、食べる時だけ参加するつもりだが。
まあ、複雑なことではなさそうだ。
ワシがやって見ることにした。
***
キンカンに竹串で10カ所ほど穴をあける。
ゆでた時に、破れるのを防ぐ。
そうか、そのままじゃ破裂するかもしれん。
竹串は、この間焼き鳥を食べた時のがある。
10カ所でも20カ所でもお安い御用だ。
お湯を沸かして15分ほどゆでる。
ざるにあげ、キッチンペーパーで水気を切る。
火力は、中で良いだろう。
ざるにあげて、さまさんと熱いだろうよ。
横半分に切り、竹串で種を出す。
キンカンは、タネが多かった経験済みだ。
タネを見逃さんようにせんといかんな。
きれいな瓶又はタッパーに入れて蜂蜜を加える。
熱湯消毒はしなくて良いようだ。
蓋をしてお終い。
そりゃあそうだよ、蓋をしないでお終いは
訪れんと思うよ。
***
ねっ、意外と簡単だよね。
竹串がないときは、爪楊枝で良い。
爪楊枝がないときは・・・って。
わしゃ知らんよ勝手にどうぞ。
今から、訪問看護が来る。
でもって、作るのは明日にするよ。
では、また明日。
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