タネが、欲しいんだよ。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
家人「生協からポンカンが来たよ」
私「やっとお出ましか、柑橘シリーズだろう」
家人「パンフレットが入っていた、あんたが
欲しいだろう」
私「タネの次にな、本命はタネだ」
同封されていたパンフを見た。
これから先、７種類の柑橘が配達される。
ポンカン。
本日到着した。
今から食べて見るよ。
もちろん、タネも探す。
入っていることを、祈っている。
スィートスプリング。
これは、誰か持ってきた。
食べたことがある。
酸味が少なくて、ジューシーだった。
ネーブル。
もうずいぶん昔に食べた。
半月切りにしたものを、指先で皮を
めくるようにして食べた。
味は「忘却のかなた」である。
すっかり忘れている。
伊予柑。
名前の通り四国で産出された。
名前は聞くが、姿は見たことがない。
ワシだけかもしれん。
はっさく。
もうおなじみで、酸味は強い。
「八朔」と書くと占いみたいだ。
不知火。
しらぬいという。
熊本産出だろう。
食べたことがない。
文旦。
ブンタンまたはボンタン。
仕事の分担とは違うよ。
ザボンの果肉の色違い。
ザボンはピンク。
ボンタンは白色。
熊本や鹿児島では晩白柚と言う。
＊＊＊
どうだい、これから順に送られてくるよ。
すべてにタネが入っているなら
素晴らしいなあ。
さっそく、ポンカンをの皮を剥いた。
家人「あんた、食べることよりタネが
気になるでしょう」
私「うん、まあ、どっちもだ」
家人「いいや、きっとタネだよ」
私「くどいなあ、食べるよ」
このポンカンは、あまり食べたことがない。
経験豊富とは言えない。
いつも食べる時は、袋ごとポイっと
口に入れてる。
この食べ方でよいのかどうかは不明。
最初の一口にタネは入っていた。
こいつは、春から縁起がいいわい。
めでたい、めでたい。
家人にはわからんように、ニンマリとした。
味はと言うと、甘いジューシーだ。
しかし、あと味にしびれみたいなものが
かすかに残る。
好きであれば、これも美味しい味なんだろう。
家人「わたしはさあ、このしびれの味が
苦手だよ」
私「子供のころに食べた、キンカンが
こんなだった」
家人「そうなんだよ、このしびれ感が
記憶にあるよ」
家人殿は、あまり召し上がらない。
頑張って食べることにした。
タネをとるためか
いいや、違う。
ビタミンCの摂取だ。
免疫力が強くなるそうだ。
コロナにかからんようにだ。
結局、タネは４個とれた。
ビタミンCもとれた。
めでたし、めでたしだった。
では、また明日。
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