老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

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文旦とボンタン飴。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

 

生協から最終の柑橘類が配達されてきた。

名前は文旦(ブンタンまたはボンタン)

 

 

ボンタンの読みがなじみがある。

それは、ボンタン飴。

 

 

子供の時代からあった。

今でもあるようだ。

歴史の長い貴重品である。

 

 

ゼリー状の飴と言うか、ゼリーと言うか

これを、オプラートという透明の紙に

1個、1個包んである。

 

 

このオプラートは、苦い粉薬を包んで

口の中に放り込み急いで水を飲み流しこむ。

 

 

口に中に、オプラートがくっついてしまうと

無残な目に合う。

粉薬が溶け出して、苦い。

 

 

そのオプラートたるものでボンタン飴は

包んであった。

 

 

ワシは、老人の域になって食べたことがない。

誰も、鹿児島に行って土産として買った来ない。

今でも、オプラートに包んであるだろうか。

 

 

この年だから、記憶違いがあるかもしれん。

 

 

***

生粋の文旦は、今までに食べたことがない。

土佐文旦の存在は、四国八十八箇所

回ったので存じておる。

 

 

その時に食べなかった。

おしいことをしたと思う。

残念だったが、今回夢がかなう。

 

 

しかし、晩白柚は食べたことがある。

同じ種類のようで、晩白柚の方が大きいようだ。

 

 

わが家に毎年実るザボンは、晩白柚に比べると

味は落ちる。

しかし、果肉のピンク色は美しい。

 

 

ネットを検索すると、文旦とザボンの由来が

混同しているようだ。

昔、南方の国から持ち込まれたようだが

どこの誰かと言うことが、諸説ある。

 

 

文旦とザボンの決定的な違いは果肉の色。

文旦は緑、ザボンはピンク。

 

 

品種改良で、色が変わることはないと思う。

日本に持ち込んだ場所や人物が違う。

 

 

文旦とザボンは、日本のどこかに

持ち込まれた。

受け取った土地では珍しい果物として

大事に育てた。

 

 

殿さまや金持ちなどが口にした。

そんな貴重品であった。

 

 

ミカンには、タネが入っていなかった。

 

 

この文旦の皮をむきながら、タネが

ありますように祈った。

食べるより先にタネを探した。

ありましたよ。感謝。

 

 

家人「あんたはタネ、わたしゃあ食べる人」

私「殺生な、ワシも食べるよ」

 

 

では、また明日。

 

 

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