老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

スナックえんどうを、植えようよ。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

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 1列に7カ所です。

 

 

朝、Aさんが来た。

Aさん「スナックえんどうの苗を持ってきたよ」

 

 

かって、野菜作りをしている時、借りた畑の

お隣さんである。

野菜作りの仲間同士で、いろんなタネや苗を

ゆうずうした。

 

 

なにしろ、市販のタネの袋は素人の畑では

多すぎてあまってしまう。

 

 

もったいないと、翌年に使おうとすると

発芽率が悪くなってしまう。

そうなると、たまったもんじゃない。

 

 

だから、仲間同士でゆずりあった。

○○のタネがあまったよ。

××のタネが足りないよ。

 

 

Aさんは、情報を仕入れるのが特技。

そのお世話をするのも得意。

だから、みんなが相談していた。

Aさんなら解決してくれる。

 

 

Aさん「奥さんがね、スナックの芽が

出なかったと言ってたからねえ

探してきたよ」

 

 

知り合いの農家で、苗があまって

いたそうだ。

 

 

家人のおしゃべりの仲間でもある。

私の失敗が伝わっているようだ。

 

 

「これだから、失敗できんよ」

つぶやいた。

 

 

Aさん「毎日がお暇さんだからね

奥さんと一緒にこれを植え付けるよ」

 

 

そう言うと、家の物置に行ってシャベルと

作業用の手袋を2組持ってきた。

家人より素早い。

 

 

数えてはいないが、10個より多くの

苗を持ってきている。

野菜作りは、ベテランの域である。

 

 

私「ああ、よろしく頼みますよ」

そう返事をした。

そうとしか言えなかった。

私の動作では、日暮れまでかかる。

 

 

Aさんと家人は、あそことここに2カ所に

分けて植えよう。

 

 

私が失敗したところは、タネを掘り出して

ポットにまきなおしている。

 

 

これが、もしうまく発芽した時はもう植える

ところはない。

 

 

困ったことだ。

そう考えていたら

 

 

Aさん「あんたのポットのタネが芽が出ても

心配はいらんよ」

横に並んで、そう言った。

 

 

私「どうしてだねえ」

Aさん「川向こうのKさんがね

スナックは植えていないそうだ

引き取り先に決めているよ」

 

 

そこに持って行くそうだ。

もう、次のことまで考えている。

 

 

夕方、物置の前に置いている、スナックの

ポットに声をかけた。

「安心して芽を出してくれ、嫁いり先は

決まったよ」

 

 

では、また明日。

 

 

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