換気扇。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
わが家には、換気扇が3カ所にある。
風呂場と台所と、もう一つはトイレ。
風呂場と台所は専用のダクトで強制排気する。
この2つは、業者に任せている。
素人には手に負えない。
もう一つのトイレの換気扇は、大工の棟梁が
取り付けた。
その棟梁は、すでに亡くなっている。
換気扇は、汚れてはいるものの故障は
していない。
この換気扇は単純な構造である。
トイレの天井近くの壁に丸い穴をぶち抜いて
壁の中に円形のファンモーターが入っている。
ただ、それだけ。
体が元気なころは、年に1度大掃除のつもりで
取り外してきれいにしていた。
***
家人「トイレの換気扇だけど、取り付け窓に
汚れが溜まっているねえ」
私「掃除を止めて2年か3年になるかなあ」
家人「シルバー人材センターに頼もうか」
私「少し待ってくれんか」
家人「また、自分でやろうってことかい
無理はせんどくれ」
去年は、何もしなかった。
その前の年は、掃除をしたようでもある。
記憶に自信がない。
でも、この汚れから見ると相当前からの
ものだと思う。
***
掃除の作業は、トイレ側の小さい窓を外す。
これは、下側でねじ止め。
窓は、上からスライドする。
3段の脚立を入れて、それに乗って
作業をする。
まあ、これくらいはゆっくりと動けば
なんとかなる。
あとは、壁中に止めてあるファンモータ。
これに、ホコリは溜まっている。
あれは、たしか左右にねじ止めだった。
3段の脚立で、手が届いたか。
大型の脚立を入れた覚えがない。
多分、片足を出窓のへりに置いて、作業を
したような気がする。
そうとしか思えん。
***
で、そのファンモーターを外して、掃除は・・・
ハッと思い出した。
自転車の空気入れの風でモーター内部の
ホコリをぶっ飛ばした。
煙が上がるように飛び散った。
マスクが必要だった。
コロナのせいで、今年はマスクを
たくさん持っている。
最後は、外壁の取り付け窓。
高い脚立を立てて、その上の狭い足場に
立たないととどかない。
この状態で作業が出来るかどうか。
今の体では、ふらついて自信はない。
一瞬、娘の亭主はと、思った。
あいつの商売は不思議な事に、コロナ騒ぎが
あっても順調のようだ。
自営業は、12月が忙しい。
とても、頼むことは出来ない。
***
外側からの作業はあきらめることにした。
内側からどれくらいのホコリを
掻き出せるか。
内側だけの作業をやったことはない。
未知数である。
まるっきり掃除をしないことより良いと思う。
頭の中でそう言うことに決めた。
私「なあ、ワシがやってみる、家の中から
だけになるけど、やらないよりましだよ」
家人「そうですか、外からは無理ですよ
低い脚立は大丈夫かねえ」
私「重たくないし、ゆっくり休み休みすれば
なんとかなるさ」
家人「じゃあ、私が脚立を支えます。
倒れるときは、私の上にどうぞ」
私「クッション代わりか、ありがたいが
つぶれるぞ」
家人「なんのなんの、病持ちぐらい
大丈夫です」
***
ソロリソロリと作業をした。
見事にホコリが溜まっていた。
大袈裟に言えば、洗面器半分ぐらいの
量があった。
綿状のホコリ。
良くこれで、火事にならないものだ。
モーターの回転する熱で火がつくよう
な気がしてならない。
埃だらけのモータは、見違えるように
きれいになった。
家人「トイレの匂いが少なくなって
消臭剤の減り方が、少なくなるかも」
私「そんなことはないだろうよ」
家人「本当なら、夕食はビールで
乾杯なんですがねえ」
ワシの飲めないことが残念らしい。
私「家計簿に、ビールを飲んだつもりと
貯金の欄に書いておけば」
***
朝は、6時までぐっすりと眠れた。
右の足首が少し痛い。
しかし、気持ちの良い痛さだ。
では、また明日。
忙しい一日でした。
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