そんなに育ててどうするの。
メダカの誕生は嬉しいものであるが
多くの針子が生まれるとは
考えていなかった。
家人「大丈夫かい、育てきれるかい」
私「さあてね、ワシにもわからん」
ヒロシのビオトークを見て、ワシも
火鉢のビオトークを作ることにした。
これで10匹は育てられる。
安心していた。
ところが、針子の数は30匹以上。
もしかすると40匹はいるのかもしれん。
年期の入った老眼で、正確な数は不明。
家人も同じで目が遠い。
正確な数などいらん。
家人「火鉢だけじゃあ足りんね」
私「大型のプランターを使う」
家人「水抜きの穴があるよね」
私「栓をして塞いでしまう」
こうなってくると、玄関わきに
置くのはまずい。
水の入れ替えや掃除がやりにくい。
それで、井戸端に近い物置の前に
置くことにした。
***
家人「餌はどうするの、ゾウリムシが
良いのでしょう」
私「自然の餌にはかなわんよ」
ゾウリムシはプランクトンみたいに小さい。
培養をして増やす。
寒い時期は、培養がむずかしいが
今の時期ならなんとかなる。
メダカ専用に餌と、ゾウリムシを併用する。
家人「ご飯と、おやつですか」
私「まあそんなもんだ」
***
最近は、メダカ育てがブームのようだ。
大きいスーパーのペットコーナ―には
メダカの餌がいろいろ置いてある。
どれが良いのか、サッパリわからん。
昨年は、A社の針子用の餌を乳鉢で
更に、すりつぶして与えた。
食べてはいるが、それで良いのかは
判断に苦しむ。
ゾウリムシの方は、喜んで食べている。
尻尾を振っているよ(笑)
家人「人間もご飯だけじゃあね、タンパク質も
食べたくなるよね」
私「そうだよ、生きた餌のタンパク質だよ」
***
なにしろ、40匹の大所帯である。
どれくらいの数が、育ち上がるか。
来年は、これらが産卵する。
今度は、100個以上になる。
その事を考えると、ゾッとした。
考えることを、止めた。
では、またあした。