薬の飲み忘れ防止、素直な年寄りになれる。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
上、私用 下、家人用 娘が買って来た。
薬の飲み忘れって、多ぐね?
薬を飲むのは、面倒な仕事だ。
ワシのもらう飲み薬は、食後になっている。
ご飯が終わって、ゆっくりしている。
それが飲み忘れる原因。
そんな時に、薬を飲まんといかん。
食前にしてくれないかと思う。
食前であれば、さあこれから食べる時と
けじめがついている。
ここに、薬をさあ今から飲もうという。
呪文を入れたら、忘れないと思うが。
下手な考えは、50歩100歩か。
***
昨夜、家人は夕食の後に薬を飲んだ。
その後、薬袋を出して薬の数をしきりに
調べていた。
首をかしげている。
数が合わないようだ。
納得のゆかない顔をしている。
飲んでる薬は、たしか3種類だったと思う。
私「どうした」
家人「今月は、薬の飲み忘れが多かったようです」
私「数が合わんのか」
家人「ええ、明日の薬が無いし、この薬はこんなに
余っている」
私「飲み違えたのではないかい」
家人「そうかもしれん、とにかく明日は
病院行きです」
私「あんたも、お薬カレンダーを買えばいい
飲み忘れがなくなるよ」
家人「ええ、そうします、娘に頼みます」
珍しく、素直な返事があった。
家人「お昼を過ぎたら、ご飯を食べて下さい
用意してあります」
そう言って、病院へ出かけた。
***
私のほうは、お薬カレンダーを使っている。
1週間の区切りがあり、さらに朝、昼、夜
寝る前の区切りがある。
プラスチックケースである。
娘が100円ショップで見つけてくれた。
1週 間ごとに、薬を入れる。
もし、残っていたら飲み忘れだと言うことになる。
このお薬カレンダーを使い始めて2年ほどになる。
これで飲み違えも飲み忘れも、ほとんどなくなった。
当然、使い始めた時、家人に勧めた。
私「これは、非常に良い便利だよ」
家人「あんたが金曜日に薬を入れているがねえ
そんな面倒な事をしないでも大丈夫
飲み忘れはしない」
当時の家人は、薬の種類も少なかった。
それ以来、おすすめはしていなかった。
最近は、飲む薬の種類も多くなったようだ。
お薬カレンダーを使いたくなかったのは
自分の老いを認めたくなかったのだろう。
でもこれは仕方がない事であって
「よる年並には、勝てない」と言うことだ。
***
家人「病院で、飲み忘れのことをきいたよ
色々方法があるようだ」
私「なにか、良いのがあったか」
家人「あんたのやり方が良いよ」
うん、それで良い、素直な年寄りになれる。
小さい声で、ひとり言をつぶやいた。
では、また明日。
老老は 薬を忘れずに飲みました。
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