快適な住まい検討委員会。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
メダカと姫タニシ。
水槽の底の掃除は、小さな網で小石を
かき混ぜる。
ゴミが水中に舞う。
これを網ですくい取る。
人もメダカも住み心地の良い家が
一番嬉しい。
そんなふうに思っている。
住み心地の良い家は、ゴミは溜まって
いない。
そこらへんは、現代の住居事情と同じ。
昔は、畳の間が多かった。
座敷、居間、寝室など。
毎日、帚(ほうき)で掃きだしていた。
その箒は、棕櫚の木肌で作られていた。
畳を掃くとシャッ、シャッと軽やかな
音がした。
そのゴミの掃き出し口があった。
はたきと言うものもあった。
障子の桟に積もったホコリをこれで
パタパタと軽くたたく。
障子を破らない程度に。
ホコリが空中に舞い、その後に落ちる。
畳に落ちる。
これを、箒で掃く。
その女性の姿は、髪が汚れないように
日本タオルであねさんかぶりをしていた。
***
電気掃除機や掃除ロボットがない時代。
人力での音はするが、やわらかい優しい
音だった。
メダカの住居の掃除は、人力で優しくやろう。
そんな気がした。
メダカの水槽を自動で掃除するフィルターは
色々ある。
24時間連続で動作をしている。
メダカは、落ち着かない。
汚れがあるほうが落ち着くかどうか不明。
メダカに聞いてみないとわからない。
汚れているかどうかは、餌をやるたびに見る。
それによって、計画的に実施する。
***
メダカは思いのほか利口だ。
人の手で掃除を定期的に行うことを
理解するだろう。
おう、私たちの糞を掃除してくれている。
感謝せんといかん。
仲間内でそう言う会話があるだろう。
そのうちに、手伝うようになる。
口でゴミを運んだり。
ひれで掃いたり。
同居している姫タニシは、メダカの汚した
ものを食べて掃除している。
そのタニシは、床掃除がなくなる。
困惑する。
失業するかもしれない。
あいつがガラス拭きまで行うと我らは
仕事がなくなる。
ガラス面の仕事を取られたら大変だ。
飯の食い上げだ。
姫タニシもがんばるだろう。
***
昔、家の掃除に棕櫚の箒を使っていた。
水槽掃除に使えないだろうか。
有名な掃除機メーカのダ〇ソンは
新規事業として考えてくれないだろうか。
家人「あんた、10万円があるだろう
全自動のフィルターを買いなよ」
私「夢、夢がないなあ」
では、また明日。
梅雨明けしますように
ポチッとを。