老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

おでんを作ろうか。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

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 出来立て、湯気でくもりました。

 

 

私「おでんを作ろうか」

家人「えっ!電気の圧力釜でかい」

私「そうだよ、レシピ集に書いてある」

 

 

家人「おでんてものは、大きな鍋で

どっさり作って、何日も食べるものだよ」

 

 

何度も温める。

これで、味がしみ込む。

場合によっては、具材も足す。

 

 

そんな料理だと言う。

 

***

そもそも、おでんと言う名前は江戸時代の

女性の名前のようだ。

 

 

ネットを検索した。

ぜんぜん違っていた。

田楽からの転用だった。

 

 

***

私「圧力釜の鍋が小さい、1回きりの

おでんになる」

家人「具材も限られますね」

 

 

私「大根玉子それから・・・」

家人「ちくわ、てんぷら、サトイモ、こんにゃく」

私「おい、そんなには入らないよ」

 

 

家人「寂しげな、おでんだ」

私「そんな表現は、止めてくれ

おでんがまずくなる」

 

 

家人「では、作るの止めますか」

私「そうさのう」

家人はあまり気乗りがしない風だった。

しかし、作ってみたい。

 

 

うまく出来れば、見直してくれるかもしれん。

 

 

***

家人「あんた材料のことだけどね、行きつけの

スーパーで手に入るもので作った方が良いよ」

私「レシピどうりより、かね」

 

 

家人「そうだよ、そうしないとあれがない

これがないと言うことになる」

私「臨機応変ということかね」

 

 

タクシーを使って買い物には行けない。

相当の贅沢になる。

 

 

具材は、近くのスーパーで揃うものにした。

 

 

かなわんね。

長年やって来た主婦の知恵だと思う。

 

 

具材。

 

大根  250g

1個がどれくらいの大きさだろう。

輪切りで、厚さは5センチほどか。

 

 

ゆで玉子  2個

1個ずつでは、物足りない気がする。

 

 

こんにゃく 1枚

これは、3角に切ってあった。

 

 

ちくわ   2本

真ん中から、斜め切りだった。

 

 

てんぷら 2枚

さつま揚げはなかった。

天ぷらで代用する。

 

 

厚揚げ 1個

これを追加した。

 

 

おかげで入らなくなった。

ゆで玉子が犠牲になった。

 

 

 

***

味付け。

 

 

これは、レシピどうりにするか、もしくは

わが家のやり方で行くか、迷う。

 

 

我が家流にして、ゴマをすっておこう。

慣れ親しんだ味が、無難だ。

 

 

気分的には、やはりテーブルに卓上コンロを

置いて湯気の立っている大鍋のほうが

暖かい気持ちになるが、今更引っ込みは

つかない。

 

 

私「味付けはどうしている」

家人「おでんの素を使う」

 

 

私「なんだそうか、じゃあ間違いのない

味になるなあ」

 

 

調味は、おでんの素だけだった。

もう、ずいぶん昔からこれに

しているようだ。

 

 

これじゃあ、我が家流のミニ版に

なってしまう。

それは、それで良い。

 

 

まずは、実行あるのみ。

 

 

それにしても、肉系統が入らないと

物足りんような気もするが・・・

 

 

***

味、評価について。

 

 

家人「いつも食べているものに

そっくりの味で、軟らかくなっている。

あんたは偉い。

 

 

私「私の腕前では、ないんかい」

 

 

家人「お一人暮らし用だね」

おしゃべり仲間に話してみると言う。

 

 

しかし、電気圧力釜といったら

皆引いてしまうような気がする。

 

 

なにしろ、ご老体が多いからね。

 

 

では、また明日。

 

 

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