作戦を変更した、電気圧力鍋。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
金木犀は満開です。今年はずいぶん遅れました、猛暑のせいですかねえ。
電気の圧力釜は、3日連続の記事です。
家人「あんたさあ、これからもチーズケーキ
作りを続けるのかい」
私「食べられるほどに、なりたいからね」
家人「チーズケーキはごめんだよ、たまに
買っ来るだけで良いよ、シャトレーゼのを」
私「えーっ!必要ないですか」
***
これでは、基本的戦略を否定されたも
同然である。
「チーズケーキのお作り禁止」と言うことだ。
弱ったと一瞬感じたが、そうは思わない
ことにした。
なぜなら、チーズケーキ作りに励むと
自らが食べないといけない羽目になる。
こう言うのを、自業自得あるいは墓穴を
掘るとか言うのだろう。
***
冷静になって考えて見ると、なるほどその
とおりで、もともとこの電気圧力釜を
購入した目的は家人の料理作りを
手伝うことであった。
だから、チーズケーキなど、料理の
範疇から少しはずれたもので、これを
何度も食べさせることは出来ない。
あくまで、基本的戦略は料理を作るなのだ。
私「ところであんた、何を食べたいかね」
家人「わからん、最近はこれと言った
食べるものはあまりないなあ」
私「あーそうかい、ワシも同じだ
積極に食べたいものってない」
電気の圧力釜を使う。
それ以前のことでつまづいた。
***
食欲と言うものは、老いてくると少なく
なってくる。
これは、しごく当然のことであって
「老いては胃袋の要求に従え」と
言うことではないだろうか。
医学的には、基礎代謝の量が減っているので
それに見合うほどの食欲がちょうど良い。
特に病を持つ身は、運動と言えば家の
まわりを歩くだけで、あとは終日座っている。
まあ、この状態だから先日の入院で点滴だけの
暮らし1週間が耐えられたと言える。
あの時、不思議と空腹感がなかった。
抗生剤の他に栄養剤500mlを、朝昼晩
3回の点滴が食事代わりだったようだ。
***
点滴の落ちる雫を見ながら、この袋の
内容を読んだ。
アミノ酸とビタミンCと書いてあった。
炭水化物は入っていない。
と言うことは、糖分はゼロである。
なんとなく、これで体重が軽くなると思った。
点滴の治療が終わって、重湯の出る日に
体重の測定があった。
体重は、まったく減っていなかった。
当たり前の話しだったようだ。
体力の減少をなくすための栄養剤の
点滴だった。
なおかつ、ベッドに固定すれば
運動量がゼロになる。
その為に空腹感がなかった。
それで7日間の食事なしが耐えられたと思う。
家人「あんたこそ、栄養をつけんといかんよ」
私「入院して体重は減らなかった、栄養剤の
点滴は栄養豊富なんだよ」
***
料理を作ろう。
同封されていたレシピ集に戻った。
この中で、ワシが手に負えるものを
幾つか選んだ。
ポトフ
ビーフシチュー
大根と手羽元の飴煮
このどれが良いか、家人殿に決めてもらおう。
はたしてどれになるか。
あなたは、どれにしますか。
私は「注文の多い電気圧力鍋料理」を
作りたいね。
では、また明日。
ポチッとをいただくと
料理がうまくなります。