アフターコロナと、ホセ・ムヒカさんのこと。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
政治家は、手を尽くしてコロナ以前に
戻すことを考えているようだ。
戻らなければ、自滅すると恐れている。
それよりも、社会の中の無駄を退治する。
その視線の方が大切と思われるが。
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今から先は、戦後のベビーブームや団塊の
世代の人たちが皆、老体になって来る。
社会の構築は、この爆発的な人口増に対応して
作られている。
大量生産、大量消費。
出稼ぎ、集団就職など人々の大移動によって
実行された。
もうそろそろ、その先の人口減少を目標にした
対策を設定し、行動を起こす必要があると思う。
今までに作り上げて来た日本の道と、これから
先に進む日本の道が少し違ってきている。
さんのブラジルサミットのスピーチ文を読んで
欲しい。
みんなの幸せのために。
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ホセ・ムヒカさんのこと。
ウルグァイの元大統領でその後は上院議員だった。
私が入院する少し前に、政界を引退された。
85才の高齢で、私の病の良く似た感染症に
弱いと言う病気を持っていた。
議員の仕事は、人に会って話すこと。
コロナにかかると、人に迷惑をかける。
それが、引退の理由である。
この方には「世界で一番貧しい大統領」の
ネームを付けられている。
しかし、それは絶対に違う。
「世界で一番質素な大統領」である。
よく読むブログにもそう書いてあった。
両手を挙げて賛成する。
「世界で一番豊かな心を持った大統領」
だと思う。
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2017年のブラジルサミットでスピーチを
された。
その中身は「人類の幸福とは」と言うことが
話されている。
その抜粋。
「私たちは、発展するために生まれて来ている
わけではありません。
幸せになるために、この地球にやって来たのです」
「消費が社会のモーターの世界では、私たちは
消費をひたすら早く、そして多くしなくてはなりません。
消費が止まれば、経済が麻痺し、経済が麻痺すれば
不況のお化けが、みんなの前に現れるのです」
「人がもっと働くため、もっと売るために使い捨ての
社会を続けなければならないのです」
「貧乏な人は少ししかものを、持つていない人ではなく
無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことです」
「発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。
発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません」
「環境のために戦うのであれば、人類の幸福こそが環境の
一番大切な要素であると言うことを覚えておかなくては
なりません」
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しています。
では、また明日。
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