老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

どうして、ボウブラと言うのだろう。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

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春日ぼうぶら、熊本市のホームページから借用しました。

 

Sさんが来てボウブラを幾つかに

切って分けたものを持ってきた。

Sさん「ほら、昔盛んに食べたボウブラだよ」

 

 

今ごろ珍しい。

カボチャは、年中店で見るがボウブラは

見たことがない。

久しぶりに姿を見た。

 

 

小さい子供の時はよく食べさせられた。

あまり好きではなかったが、他に食べるものがない。

シブシブ、食べた。

 

 

カボチャはホクホクしているから好きだが

こいつは軟らかくてジョブジョブしていた。

 

 

食料難の時代だから、ボウブラが手に

入っただけでも喜ばないといけない

時代だった。

 

 

***

家人「あの頃、これをボウブラって言ったよね

チョイと、変な名前だったなあ」

 

 

私「棒作りの棚に、ぶらりぶらりとぶら下がっている」

家人「それは、あんたの作りごと」

 

 

私「あ、まてよ、熊本の民謡おてもやんに出てくる」

家人「ボウブラがかい」

 

 

私「春日ボーブラどんたちゃ、尻引っ張って・・・」

これじゃあ、何のことかわからん。

話しが、ややっこしくなってきた。

 

 

子供のころは、カボチャと言う名前は

あまり聞かなかった。

 

 

そのころは、ボウブラの名前が一般的だった。

(子供だったから、そう思えたのかも)

 

 

そのころには、言葉に方言と言うものが

あると知った。

 

 

で、ボウブラ君の本名はカボチャと言う名前で

カンボジアと言う国から来た。

ゆうなれば渡航者が日本に住み着いた。

 

 

そのころの食卓に小ぶりの扁平型のカボチャが

食卓に見えるようになった。

ボウブラ君に比べると、ホクホクして旨い。

 

 

そこで、ボウブラ君は見離された。

出番はなくなった。

 

 

冬の寒いときの、保存食になりときどき

お目にかかった。

 

 

今では、忘れ去られている運命。

 

 

最近、カボチャの世界にバターナッツと言う

ニューフェイスが現れた。

 

 

これで、ボウブラ君の地名度は無くなって

しまうだろう。

ボーブラ君、またいつの日かお目にかかろう。

達者でな。

 

 

では、また明日。

 

 

 

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