一人の時間。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
病院のベッドに固定されて、何も出来なかった。
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台風14号は少し進路を東に変えたようだ。
上陸しないで、通り抜けて欲しいよ。
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私は今、居間のテーブルにパソコンを開いて
ブログの文を考えている。
この場所は、お気に入りである。
猫のモコがそばにいる。
こいつも、この場所がお気に入りらしい。
それからメダカ育てを最近始めた。
テレビの脇に、小さい水槽があり6匹の
メダカがヒラリヒラリと遊んでいる。
文章作りが進まない時は、モコやメダカに
話しかける。
家人は、その前でテレビを見ている。
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いつのころからは特定できないが、空想や
妄想のような自分の考えの中に、漂うことが
出来る様になった。
会社時代は、そう言うことにはならなかった。
しかし、心当たりはある。
退職後、野菜作りに精を出していたころでは
ないかと思っている。
この野菜を育てて、美味しく食べることを夢見る。
野菜のタネをまいて、どっさりと収穫する喜びを
想像する。
これらが発端ではなかろうか。
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思えばこの性分は、育ちの過程でしらずしらずに
身についたのだろう。
そのことが、表面に出ていなかったようだ。
訳があって、母方の祖父母の手によって育った。
遊び友達は、じゅうぶんにあった。
静かに一人遊ぶことも好んだ。
魚釣り、山歩き、散歩。
会社時代のたまの休みは、これに充てられた。
ああ、それから読書も。
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家人と言うつれあいが出来て、子供が誕生して。
それからは、一人の時間は消えてしまった。
ときたまの一人の時間は、せいぜい喫茶店で
好みの本を読むぐらいになった。
しかし、それで良かった。
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最近は病持ちになり、あまり自由がきかない。
年を取ることは、こういう状態に収まって来る。
このことは、必然であるような気がする。
年を取ると、気短になる、意地を張る、あげくの
果てはお説教を垂れる。
そんな人になるのは、この一人の時間を好まない
あるいは、まだ一人の時間を探し当てられて
いないからだろう。
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人生の残りの時間はあまりなさそうだ。
だから、自分の気持ちを表現できるブログは
貴重な存在である。
自分の足元を見て、暮らしの楽しさを
表現できる人になりたいと願っている。
では、また明日。
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おねがいします。