人使いの荒い、亭主だねえ。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
彼岸花は、ちょいと早く咲きそう。
家人「きょうは、天気も良いし
風があって涼しい、草取り日和だねえ」
そう言って洗濯物を干した後に
草取りを始めた。
私は、家のまわりを歩くために
折りたたみの椅子を用意した。
5回廻って、中休み。
その休みの間に、軽くひざの
屈伸運動をする。
7月の半ばから8月の終わりまで
猛暑の間は熱中症が恐くて
ほとんど休んだ。
少しでも、取り返したい。
***
歩きの途中は、家人の脇を通る。
おや、腰掛を使っていない。
お風呂で使っていた古い腰掛が
草取りを助けている筈なのだが。
あるきの途中で物置小屋に寄り
腰掛を持って草取りの傍に差し出した。
家人「これ、取りに行こうと思ったが
腰を上げて立つのが、面倒でねえ
ありがとう、助かったよ」
ありがとうの言葉があるから
気持ちが良い。
お手伝いが楽しくなる。
お手伝いと言えば子供のころに
お手伝いをすると。
よく気がついたね、助かるよ
ありがとうと言われた。
それが嬉しかった。
それで、楽しい一日になった。
年を取れば、子供心に帰ると言う。
今の老老暮らしは、そうなって来た。
歩行練習を続けていると、今度は
草取り鎌を使っていない。
草取りの手袋もしていない。
物置に途中下車をして手袋と
草取り鎌は2本持った。(冗談のつもり)
これを差し出した。
家人「草取り鎌は、両手で使えってかい
人使いの荒い亭主だねえ」と言って笑った。
私「いやなに、使いやすい方をと思ってな」
家人「ハイハイ、心つかいありがとう」
***
家のまわりを歩き続けた。
涼しい。
秋の風だ。
空も青い。
暑い夏に休んだ歩行練習を取り返そう。
私「歩きが終わったら、アイスモナカを
食べようや」
草取り中の背中に、声をかけた。
では、また明日。
涼しくなりました。
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