老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

お米のとぎ汁、何に使うの。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

f:id:noritomi294:20200914154629j:plain

蕃茉莉の花は、春から咲き続けました。

 

 

家人「お米のとぎ汁が、欲しいのかい

畑を止めたのに、何に使うの」

 

 

野菜を作っている時は、有用微生物(EM)を

使いお米のとぎ汁を発酵させていた。

 

 

もちろん、野菜の肥料に使う。

この発酵液は、野菜作りの仲間に

好評だった。

 

 

病気で体力がなくなって畑は止めた。

お米のとぎ汁は、いらなくなった。

 

 

***

それが、突然欲しいと言ったので

驚いていた。

 

 

私「メダカに使うんだよ」

家人「お米のとぎ汁を餌にしたら

メダカは死んでしまうよ」

 

 

私「いいや、ゾウリムシ(草履虫)の

餌にする」

家人「なんだね、ゾウリムシとは

なんだか汚い名前だなあ」

 

 

私「ゾウリムシは、水中生物で

プランクトンより少し大きい」

家人「それで、メダカの餌なんだ」

 

 

私「そうだよ、特に生まれたての

メダカの針子は1センチ以下で小さい

ゾウリムシは0,1ミリ針子の口に合う」

家人「針子のお馳走か」

 

 

私「野生のメダカは、これが常食のようだ

ご飯の代わりなんだろう」

 

 

***

今は、圃場整備などの工事で池や小川と

田んぼが直接つながらないようになった。

 

 

当然、メダカやその他の水生動物は

姿が見られなくなった。

 

 

田んぼに水があり稲が育っている姿は

自然そのものに見えるが、すでに

水生動物の母親、ふところの役目は

終わっている。

 

 

目に見えない所で、生き物は

淘汰されている。

 

 

しかし、稲作や野菜作りは自然の

ままが理想なのだが収量を

あげるためには

仕方がないところでもある。

 

 

メダカは絶滅危惧種のリストに

あげられている。

その地域の固有種すでに

全滅したものもある。

 

 

人間の食料を得ることが最優先なのだが

滅びゆく生き物との共生をもう少し

考慮したいものだ。

 

 

***

家人「どんどん増やして池や川に

放せば良いよ」

 

 

私「それは、駄目なんだよ」

家人「どうしてさ」

 

 

私「育てているのは、観賞用に改良された

メダカなんだ、これは外来種

言っても良い」

家人「日本古来のメダカではないんだね」

 

 

私「何とか、池や川に保護地域を設けて

保護したいものだねえ」

各地でやってはいるが、まだまだ少ない。

 

 

***

家人「ところでね、家は無洗米なんだよ

お米のとぎ汁は出来ないのよ」

私「えーっ、無洗米かあ、お米のとぎ汁は

無理だなあ」

 

 

家人「安心しな、誰か友達のところで

もらうから明日で良いだろう」

私「心配させやがって」

 

 

 

では、また明日。

 

 

 メダカのためにポチッとを。

にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳代へ
にほんブログ村