もう、乗り遅れても良いだろう。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
雨に濡れてまで 、早咲きしないで良いだろう。
スマホから音声入力が出来る。
そんな時代にブログの文を作るのに
メモ帳を使っている。
ノートにボールペンでブログの文章を
書いている。
ブラインドタッチは出来ない。
指先を見ながらキーをボチボチと
叩いている。
もはや、化石的老人になってきている。
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パソコンやワープロがない時代に
生まれて育った。
会社で仕事をしていた期間の前半は
書類はすべて手書きだった。
家人「あの頃は、カーボン紙を使って
複写をしていたね」
私「学校時代は、ガリ版刷りのテキスト
だったよ」
当時の学習は、先生が黒板に書く。
生徒はノートに書き写す。
先生が補足の説明をすると、書き写した
部分に書き込んだ。
手の指に鉛筆ダコが出来ているやつは
頭が良かった。
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会社の書類も、下書きをして一字一字を
間違いが無いように注意して書いた。
鉛筆書きじゃアないので、訂正や修正が
きかない。
間違えると、また初めからやり直しだった。
今の時代から考えると、すごく手間がかかった。
非生産的であったが、他に方法がなかった。
***
会社時代後半に、まずはコピー機が導入された。
しかし、仕事は楽にはならなかった。
手間が省けた分だけ、仕事の量が増えた。
やれやれだった。
仕事の処理が早くなって、目まぐるしい
ことになった。
アッと言う間に、次の仕事に取りかかる。
同僚と言う仕事の仲間が少なくなった。
合理化と言う省力化であった。
とうとう、ブラインドタッチを習得しないで
会社をさよならした。
***
家人「長い間のお勤めご苦労様」
私「しばらく、ゆっくりする」
野菜作りを始めた。
元どうりの人力で作業をした。
スコップ、カマ、クワなど昔からの道具で
体を使うことが楽しかった。
しばらくが20年ほど経った。
病で畑を止めた。
***
世の中は、さらに進歩した。
それにデジタルカメラ。
テレビはカラーになり大型になった。
便利な世の中になった。
化石的老人になってきている。
もう、乗り遅れても良いだろうと思う。
では、また明日。
ポチッとをいただくと
ぐっすりと眠れます。