メダカ育て、勝手に想像しています。
去年、幹之(みゆき)という名前の
メダカの卵をもらった。
別に、メダカ育てをやって見たかった訳
じゃあない。
娘「親父、メダカの卵はいらないかい」
藪から棒にそう言われた。
ビニールの袋に卵が10個以上入っているようだ
卵が入っているのはわかるが、数まではわからん。
老眼ではよく見えない。
しかし、卵には目玉がついているようにも見える。
娘「もう2,3日で生まれるんだって」
どうするかなんて考えもしなかった。
私「おーい、豆腐の入ったカラがあったろう」
それに井戸水を入れた。
このままじゃあ冷たすぎる。
卵の入ったビニールの袋をそれに浮かべた。
***
メダカを育てたことはなかった。
子供たちが小さいときに、夜店の金魚すくいで
いただいた金魚や、近くの小川ですくって来た
フナやザリガニを育てた。
金魚鉢は、まだ残っていた。
***
メダカの針子はつぎつぎに生まれた。
結局、9匹が育った。
1年育てるうちに、ブログに書いてある
メダカのことに違和感を感じた。
メダカは本来、流れのあるところで
暮らしていた。(独断、妄想)
大きさが3センチほどであるが、体形は
アユやハヤ(オイカワ)に似ている。
流線形でありスマートである。
この形のものは清流と言われる流れで
生きている。
メダカは小型であるゆえに弱肉強食の
自然界で生き延びるために流れを
あきらめた。
池や田んぼで生きるようになった。
大型の魚が近寄れない浅いところ。
障害物が多数あるところ。
***
水槽で育てるのに、酸素供給のウォーター
ポンプは必要がない。
ブログには、だいたいそう書いてある。
試しに、水槽に流れを作ってみよう。
もちろん、メダカだから小さい
ゆっくりとした流れを作ってみた。
流れに寄って来た。
泡と共に流れて遊ぶ。
水底から出る泡に乗って水面に出て来る。
泡と一緒の浮遊物を餌であるか確かめている。
流れを作るためのウォーターポンプは
他に効果があった。
水面にうっすらと出来る油膜がなくなった。
泡が消してくれる。
水面に流れが出来て温度上昇の防止になる。
餌の浮遊時間が短くなる。
泡でかき混ぜられて底に落ちる。
底に落ちた餌を逆立ちで探す姿は面白い。
お笑い芸人のヒロシではないが、見ていて
飽きない。
時間が経つのを忘れるくらいだ。
***
メダカ育てを始めるなら、大人のメダカ
数匹からスタートしたほうが良い。
卵や稚魚から始めると、なかなか神経を使う。
下手をすると全滅の可能性もある。
大人のメダカを1年育てると、翌年の春には
卵を産んでくれる。
ここからが、あなたの腕前である。
では、またあした。
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メダカが喜びます。