老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

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「メロンパン」の元祖は「まるあじ」

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

 

いつも楽しみにしているブログに京都の

メロンパンのことが書いてあった。

 

 

面白い。

 

 

メロンパンにしては、形も違う風変わりの

ものであった。

 

 

***

そう言えば、こちらのほうにはメロンパンの

元祖たるものがある。

その名前は「まるあじ

 

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パンの 中は何も入っていない、皿は山崎パンの景品。

 

子供のころは、あじパンと呼んでいたと

思うがなにしろ、70年も前の事で

自信がない。

 

 

そのパンが「まるあじ」だった。

 

 

おそらく、あじパンがまるあじになって

さらにメロンパンの元祖になった。

 

 

子供の頃の「まるあじ」は苦手なパンだった。

パンの外側がポロポロと崩れやすい。

これが、食卓やまわりに散らばる。

 

 

散らかさないように食べなさい。

毎度、お叱りを受けた。

 

 

この外側は、口に放り込むと今度は

上あごの壁に、ピタリと張り付く。

どうも食べにくい。

お茶を飲むが外れない。

 

 

いつも、アンパンのほうを選んだ。

 

 

***

たぶん10年ほど前だが、市役所に行く

途中にメロンパン専門店が開店した。

 

 

その当時、メロンパンは流行していた。

店のショウケースには、白のメロンパンや

緑のメロンパンもあった。

 

 

私「メロンパンの店が出来たよ」

 

 

家人「メロンパンは、流行しているけどね

久留米はまるあじがあるから、売れるかねえ」

 

 

家人は、流行らないだろうと心配した。

なるほどその通りで1年ほどで店を閉めた。

 

 

みんなは、まるあじを好んでいた。

 

 

***

このまるあじを作っていたのは、木村屋と言う

地元のパン屋さんである。

 

 

創業から90年と言った老舗である。

突然、店を閉めることになった。

 

 

当然、地元で愛されたまるあじも惜しまれて

姿を消した。

 

 

木村屋の事業は、福岡のフランソワが

引き継ぐことになった。

 

 

まるあじも引き継がれて、再び姿を見せた。

地元市民は喜んだ。

家人「よかったね」

 

 

***

メロンパンとまるあじは、ここでは仲良く

共存している。

平和な暮らしをしている。

 

 

めでたし、めでたしである。

 

 

ポチッとをいただくと

喜びます。

では、また明日。

 

 

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