老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

桜餅は、葉っぱも食べますか。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

 

私「歩いて行けて桜が見られる

ところはなかねえ」

家人「公民館の広場が良いよ」

 

 

私「もう咲いているかなあ」

家人「昨日、通ったけれど気が付かなかつた」

私「気が付かんなら、まだだな」

家人「今日夕方、散歩に行ってくるよ」

 

 

今年も、暖かくなってくるのが早い。

年々、春が来て春が終わるのが早く

なっている。

温暖化で仕方がないと思うが。

 

 

もう何年かすると、一足飛びに夏になる。

そんな気がする。

暑い夏の方が長く続くことを想像すると

ゾッとする。

 

 

穏やかな春が、穏やかに通り過ぎて

もらいたいものだ。

 

 

私「桜が満開になったら、公民館の

広場に行こうや」

家人「良いですね」

 

 

私「そのときは桜餅を持って行く」

家人「濃い味のお茶もね」

 

 

***

老老の桜餅の食べ方は、葉っぱも一緒に

食べている。

家人「一緒に食べないともったいない

でしょう」

 

 

私「そう思うし、手が汚れない

餅でベタベタになるのはかなわん」

 

 

家人「あの葉っぱの風味が良いよ」

私「味あわないと、桜の葉っぱに

失礼に当たる」

 

 

家人「野菜と同じで、栄養があると

思いますがね」

 

 

昔、若いころは桜餅が珍しかった。

会社の先輩が、3時のおやつに

買って来て皆にふるまった。

 

 

食べたことがなかった。

桜の葉っぱを丁寧に外して食べた。

 

 

先輩「おいおい、これは葉っぱも一緒に

食べるんだよ」

 

 

その日の、休憩時間は賑やかだった。

葉っぱっを食べる派と、食べない派に分れた。

皆が自分の食べ方が正統だと言った。

 

 

結局、これを買ってきた先輩が和菓子の

店に電話をした。

 

 

先輩「親父さん、桜餅の葉っぱは一緒に

食べるもんだよな」

親父「さあてねえ、食べても良し食べなくても

良しです、お好みでどうぞ」そんな返事だった。

 

 

先輩「あの親父さん、商売人の返事だ」と

感じ入っていた。

 

 

その先輩は、営業部門のお偉いさんになって

退職をした。

桜餅の件は、覚えているかどうか

聞かずじまいになった。

 

 

先輩は、今年も桜の下で桜餅を食べる。

なんだかそうしているような気がした。

 

 

では、また明日。

 

追記。

お宅はどっち、葉っぱを食べる派

それとも食べない派。

 

 

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