持ちつ持たれつ、鳥とタネと魚の卵。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
ブルーベリーの実が熟してきた。
明日は収穫します。
朝早く起きてそこに行った。
あれ!収穫する実がない。
鳥は食べ頃がわかっている。
家人「鳥は馬鹿じゃあないね」
私「うんにゃ、その鳥をだます奴がいる」
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タネはもっと賢い。
鳥が運んでくれることを知っている。
熟した実を鳥が食べる、タネは消化
されない。
タネはそのまま排出される。
鳥の糞。
仲間と離れたところに行きたい。
そこで、大きな木になりたい。
***
庭にいろんな木の芽が出てくる。
植えていないのに。
鳥たちが運んだもの。
それに椋木。
興味のある方、ネットで検索を。
運ばれたタネも。
食べて運んでいる鳥も。
意外と種類が多い。
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昔、春と秋に車で四国八十八カ所を
回った。
2泊3日の旅で、5年かかった。
春は桜の時期。
毎回、大分からフェリーで四国、三崎港に
渡った。
三崎から八幡浜の山肌に咲く山桜が多い。
毎年、話す言葉は美しいね。
九州に一番近い海峡を渡る鳥たちが
海を渡る。
そのために体を軽くする。
食べたタネを排出する。
本能だろう。
その山桜のタネが育って、連なっている。
今でも、その行為は続いている。
この美しさは、山桜と鳥たちの共同作業だ。
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家人は寒い冬の間、ミカン食堂を開く。
鳥たちのために。
このタネが、よそ様の庭に運ばれて
芽が出る。
そこの人は、おかしいねミカンのタネは
まかないのに。
不思議な顔をする。
そう考えただけで、楽しい。
寒くなったら、リンゴの餌も与える。
知らない家にリンゴの木が育って
花が咲いてくれないか。
***
最近の調査、研究では水鳥が魚の卵を
運んでいる。
タネと同様に餌として食べた魚の卵が
運ばれて池や川に魚が現れる。
タネと同様の生き方をしている。
魚も賢い。
では、また明日。
ポチッとをいただくと
その日が楽しいです。