簡単な温室作りに励んだ。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
家人「物置でなにを、ゴソゴソやってるの」
私「簡単な温室をな、作る」
家人「タネまきした柑橘を温めるんだ」
私「そうなんだ、夜間の温度を20度にしたい」
家人「発泡スチロールの箱で、良いのかねえ」
私「自信はないがね、モコが使っていた
ペットあんかを入れる」
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去年おととしのに冬にモコは新しい
ペットあんかを、娘から買ってもらった。
暮れのクリスマスには、家人から
猫つぐらという寝床を、買ってもらった。
猫つぐらは、寒い北の方の猫が眠る
ためのもので、本物は藁で出来ている。
民芸品ではないかと思う。
家人が買ったものは、布製のまがい物で
「これで良いモコは、本物か偽物かは
わからん」と言った。
その通りであった。
モコは気に入って、毎晩これに寝ている。
モコの話しは、ここまで。
***
昨日は、旧暦の小寒だった。
俗には寒の入りと言う。
これからが、本格的な寒さが来る。
このあと大寒がある。
ここら辺が、もっとも寒い。
そのあと、節分に向けて少しづつ
暖かくなる。
と言うのが、旧暦の季節の流れなのだが
近頃は気候の変動が大きい。
去年12月に雪が積もった。
明日、明後日は超ど級の低気圧が
通ると言う。
コロナは、緊急事態が発令のようだ。
家人「どこにも行かない、冬眠生活だよ」
私「そうだよ、穴ごもりだ」
この寒いときに、柑橘のタネたちも
暖かく過ごして節分を過ぎたころに
目を覚ましてもらおう。
家人「そんなに都合よく行くもんかねえ」
私「そんなにならなくても3月より早く
発芽する」
家人「期待は大きい、逃げた魚も大きい」
私「なんだね、それは」
家人「失敗してガッカリしないように
お祈りだよ」
私「お気遣い、ありがとう」
***
簡単な温室と言うか、温箱と言うか。
少しでも温まるように、内側にアルミ箔を
張り付けた。
箱の底には、段ボールも敷いた。
夜間は、蓋をして更に毛布で包む。
これくらい念を入れれば、20度は
保てるだろう。
ああ、場所は居間の窓側にする。
家人「人間様より待遇が良いなあ」
私「まあなあ、これでタネ殿も喜んで
恩に着るさ」
「早く芽を出せミカンのタネ」と歌った。
では、また明日。
ポチッとをいただくと
寒さも耐えられます。