日は沈み、日はまた昇る。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
ラナンキュラス、まだつぼみですかねえ。
小さいことで、限りなく落ち込む。
この世の終わりのように。
小さいことを見つけ出して、喜びを
広げる。
限りなく広げる。
青空に飛ぶように。
その日、一日がそれで決まる。
日は沈み、日はまた昇る。
***
家人「あのね、うちにおしゃべりに来る人はね
2通りあるよ」
私「なんだね、2通りと言うのは」
家人「それで、どうしたのと返事が出来るのは
嬉しい出来事だなあ」
私「嬉しくない時は?」
家人「そうだったの、大変だったねと返事するの」
お話をしたい人は、一人暮らしか、つれあいがいても
あまり面白くない。
そんな人が多い。
そんな中で、嬉しい話は少ない。
苦しかった、悲しかった、怒ったとそんな話が多い。
長い人生の中で、つまずいたことが多いのだろう。
ほとんどの人が、そんな話と思う。
病の話しは、相変わらず多い。
これについては、続行中が多いね。
治ったよ。
そんな明るい話は、まれだね。
体がすり減って、全体的に悪くなっている。
これより悪くならなかったら、儲けもん。
あきらめの境地かもしれない。
***
孫達の話になると、これは明るい。
大学に入った。
会社に入った。
そんな話が、今から先多くなるようだ。
こんな時は「それで、どうしたの」と
話が弾んで行く。
「うん、わかる、そうだよね」と返事をする。
喜びを大きくしてあげる。
そうしか方法はないよ。
ここで話している間は、せめて幸せいっぱいで
いてもらいたいね。
嬉しい話がないと、気が滅入るよ。
大きく息を吸い込んでね。
幸せの風船を、大きくふくらますようにだね。
ほら、大道芸人がパントマイムでやっているだろう。
見えない小さな赤いゴム。
手に取って、口に当ててほっぺをふくらまして
息を吹き込む。
力を入れて、大きく吹き込む。
少しずつふくらんでゆく。
それを確かめながら、さらに息を入れる。
喜びもふくらんでゆく。
喜びのおしゃべりは、この赤い風船だよ。
大きくしてあげたいね。
***
悲しい話には、相づちを打つだけ。
「そうだったの、大変だったねえ」
それだけしか言えない。
***
小さくていい。
一日の始まりに。
喜びの石っころに、出会いたいもんだね。
そこが、今日の始まりなんだよ。
日は沈み、日はまた昇る。
では、また明日。
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