二つより多く考えない。
おはようございます。
KZZ（久留米のじじい）であります。
＊＊＊
家人「あんた、近ごろ忘れ物をしなくなったね」
私「そうかねえ」
家人「あれ忘れたとか、これ違ったとか良く
言っていたのにね」
私「もしかしたら、頭が良くなったかもしれない
薬が持病にきかないで、頭の方に効いている」
もう、２年以上、同じ薬を飲んでいる。
薬も食べ物と同じ。
食事の栄養と同じように、じわりじわりと効いてきた。
薬の副作用が、ボケ防止に効いている。
そう考えると、面白い。
家人「ワハハ、それじゃ馬鹿にも付ける薬が
あるってことだよ」
私「ワシは馬鹿か」
家人「考えることが、馬鹿な事なんだよ」
私「よし、そんならまじめな話だ」
家人「何がさ」
私「忘れ物をしない話だ、秘訣が出来た」
家人「どんな」
私「思い立ったことは、２つだけで行動する
右手（めて）にひとつ、左手（ゆんで）にひとつだ」
家人「何か聞いたことがあるような」
私「そうだよ、田原坂の歌だよ
右手（めて）に刀、左手（ゆんで）にたずな
馬上ゆたかな美少年だ」
家人「なんで？」
私「馬上では、右と左の手だけ、これ以上に事は
不可能だろ」
欲張って、下手をすると落馬をするかもしれん。
だから、用件は右手と左手の２つだけ。
家人「それだけの話かい」
私「往復と言うこともある、行きがけにひとつ
帰りがけにもうひとつ」
＊＊＊
物事を、複雑にして解決する。
そうすると、高級な人間になったような気がする。
慢心する。
挙句の果ての結果は、忘れたになる。
物事は、出来るだけ単純な形にする。
それから行動する。
確実である。
その確率が高くなる。
年を取って、行動が鈍くなる。
だから、欲張らない。
ゆっくり動くために物事を
出来るだけ単純な形にする。
家人「欲張るなってことかねえ」
私「単純な頭（こうべ）に神宿るだ」
家人「それ、正直な頭（こうべ）に神宿るだよ」
私「そうとも言う」
老いて行くと、用件は増えることはない。
自分を若いと思いたいから、用件を増やす。
忙しい、忙しいと言う。
私「忙しいと言うのは、見栄だよ、見栄」
家人「見栄かねえ」
よそ様のことは、よくわからないが我が家に
ついては、絶対に見栄だと思っている。
見栄を張らずに、ゆっくり暮らそう。
では、また明日。
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