老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

作戦を変更した、電気圧力鍋。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

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金木犀は満開です。今年はずいぶん遅れました、猛暑のせいですかねえ。

 

電気の圧力釜は、3日連続の記事です。

 

noritomi294.hatenablog.jp

 

 

noritomi294.hatenablog.jp

 

 

家人「あんたさあ、これからもチーズケーキ

作りを続けるのかい」

私「食べられるほどに、なりたいからね」

 

 

家人「チーズケーキはごめんだよ、たまに

買っ来るだけで良いよ、シャトレーゼのを」

 

 

私「えーっ!必要ないですか」

 

 

***

これでは、基本的戦略を否定されたも

同然である。

「チーズケーキのお作り禁止」と言うことだ。

 

 

弱ったと一瞬感じたが、そうは思わない

ことにした。

 

 

なぜなら、チーズケーキ作りに励むと

自らが食べないといけない羽目になる。

 

 

こう言うのを、自業自得あるいは墓穴を

掘るとか言うのだろう。

 

 

***

冷静になって考えて見ると、なるほどその

とおりで、もともとこの電気圧力釜を

購入した目的は家人の料理作りを

手伝うことであった。

 

 

だから、チーズケーキなど、料理の

範疇から少しはずれたもので、これを

何度も食べさせることは出来ない。

 

 

あくまで、基本的戦略は料理を作るなのだ。

 

 

私「ところであんた、何を食べたいかね」

家人「わからん、最近はこれと言った

食べるものはあまりないなあ」

 

 

私「あーそうかい、ワシも同じだ

積極に食べたいものってない」

 

 

電気の圧力釜を使う。

それ以前のことでつまづいた。

 

 

***

食欲と言うものは、老いてくると少なく

なってくる。

 

 

これは、しごく当然のことであって

「老いては胃袋の要求に従え」と

言うことではないだろうか。

 

 

医学的には、基礎代謝の量が減っているので

それに見合うほどの食欲がちょうど良い。

 

 

特に病を持つ身は、運動と言えば家の

まわりを歩くだけで、あとは終日座っている。

 

 

まあ、この状態だから先日の入院で点滴だけの

暮らし1週間が耐えられたと言える。

 

 

あの時、不思議と空腹感がなかった。

 

 

抗生剤の他に栄養剤500mlを、朝昼晩

3回の点滴が食事代わりだったようだ。

 

 

***

点滴の落ちる雫を見ながら、この袋の

内容を読んだ。

アミノ酸とビタミンCと書いてあった。

 

 

炭水化物は入っていない。

と言うことは、糖分はゼロである。

なんとなく、これで体重が軽くなると思った。

 

 

点滴の治療が終わって、重湯の出る日に

体重の測定があった。

体重は、まったく減っていなかった。

 

 

当たり前の話しだったようだ。

体力の減少をなくすための栄養剤の

点滴だった。

 

 

なおかつ、ベッドに固定すれば

運動量がゼロになる。

 

 

その為に空腹感がなかった。

それで7日間の食事なしが耐えられたと思う。

 

 

家人「あんたこそ、栄養をつけんといかんよ」

私「入院して体重は減らなかった、栄養剤の

点滴は栄養豊富なんだよ」

 

 

***

料理を作ろう。

同封されていたレシピ集に戻った。

 

 

この中で、ワシが手に負えるものを

幾つか選んだ。

 

 

ポトフ

ビーフシチュー

大根と手羽元の飴煮

サムゲタン

 

 

このどれが良いか、家人殿に決めてもらおう。

 

 

はたしてどれになるか。

あなたは、どれにしますか。

 

 

私は「注文の多い電気圧力鍋料理」を

作りたいね。

 

 

では、また明日。

 

 

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チーズケーキを作った、見かけは良かったが・・・・

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

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ねっ、きれいに出来てるでしょう。

 

 

私「ねっ!チーズケーキは旨いだろう」

家人「そうですかねえ、パンとチーズケーキの

中間ですよ」

私「そうかあ、見た目はチーズケーキだがね」

家人「チーズケーキはもっと、しっとりしているよ」

 

 

私「10点満点で5点か」

家人「うん、その通り」

 

 

***

作り方は、簡単だった。

それで、間違いや手落ちはない。

忠実に作った。

 

 

電気圧力釜は、炊飯モードにして

スタートボタンを押しただけ。

さて、これからどうしたら本物の

チーズケーキに近づけるか。

 

 

家人「1回作っただけで、本物の

チーズケーキになることは、絶対に

ありませんよ」

 

 

私「そうだね、そんな事になれば

ケーキ屋さんは、お手上げになる」

 

 

家人「もう少し、上等のチーズケーキに

なれば良い」

私「10点満点で7点ほどだな」

家人「チーズケーキのしっとり感が

出ればね」

 

 

食感と言うものは、微妙なもの。

今食べているものは、しっとりやねっとりと

違って、お団子の食感に近い。

 

 

味はこのままで良いから、しっとり感が

出来れば良いと思う。

 

 

***

今回の作り方は、炊飯モードで作った。

ご飯を炊くものだ。

だから、圧力も時間も変更が出来ない。

 

 

今変更が出来れば、10点満点の7点や8点に

近づける。

それが出来ない。

 

 

私「お手上げだなあ」

 

 

家人「お料理はね、材料の加減でも

味が変わるんだよ」

私「材料の加減か」

 

 

今作り方は、正当なものではないことは

承知しているが、本物の作り方は

どうなんだろう。

 

 

***

ネット検索をした。

作り方と言うか、出来上がったものに

5通りのものがある。

そんな事も知らなかった。

 

 

知っていました?

 

 

ベイクド(焼く)

オーブンで焼いたチーズケーキ。

ニューヨーク

天板にお湯を張って、オーブンで湯煎焼き。

レア

ゼラチンを冷やして固めるタイプ。

スフレ

卵白でメレンゲを作って焼く。

バスク

スペインが発祥、高温で焼き上げ。

 

 

娘「親父は、簡単に考えているが

ケーキ作りは食事を作るよりむづかしいよ」

言われてみれば、その通りだ。

簡単であれば、ケーキ屋は存在しない。

 

 

ワシのやっているものは、ベークドだろう。

オーブンで焼くなら、温度と時間が調整できる。

 

 

家人が言う通りで、材料も少し違っていた。

材料を変えることで、何とかチーズケーキに

近づきたいものだ。

 

 

次に作る時は、7点か8点。

そうでないと、家人も娘も食べてくれない。

 

 

ワシだけで全部、食べないといけない。

考えただけでゾッとする。

上手になるには、練習を続けるしかないが

食べることを考えると・・・・

 

 

では、また明日。

 

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電気の圧力釜、ワシも使うよ。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

 

家人「あんたの入院中にね、むすめが

豚の角煮を作ったよ」

私「ほう、どんなだった」

 

 

家人「柔らかくて、味も満点だった」

長崎の卓袱料理のものと、同じくらい

だったと言う。

 

 

私「食べてみたかったね」

家人「冷凍にして残してある、食べてみてよ」

 

 

***

うむ、電気の圧力釜が役に立った。

喜ばしいものである。

 

 

本来は、ワシがこれで料理をして家事の

お手伝いをする。

 

 

亭主の座が、強固のものとなる。

 

 

そう言う魂胆だったが、体の調子が

安定しなかった。

料理をする気力が湧かなかった。

 

 

その上に、入院があった。

 

 

男が料理を始めるには、気構えが必要である。

まず、第一にやる気と言うか、そう言う気分的な

ものが満ちてきて、やっと腰が上がる。

 

 

家人「男ってややこしいね、料理するだけなのに」

まあ、娘に先んじられたが、これは仕方がない。

 

 

***

なにしろ料理と言うものは、ほとんどしたことがない。

家人が出産した時、少しの間自炊した。

単身赴任の時代は、すべて外食ですませた。

 

 

それでもまあ、ご飯、みそ汁、目玉焼き

ぐらいは作れる。

 

 

ワシと家人の時代は、男は仕事、女性は家事。

そのような分業が主流だった。

 

 

それで、家人は男が台所に入るのを好まなかった。

 

 

***

そこでワシは考えた。

基本的戦略を。

 

 

家人と娘と競合しない料理作りを

目指そう。

そうすれば、評価が良くなる。

 

 

圧力釜に添付されていたレシピ集をみた。

どれもこれも家人や娘と競合する。

参考にならないようだ。

 

 

いやまて、最後のページはデザートだ。

ああ、チーズケーキとチョコレートケーキ。

 

 

うん、これだ。

うまく作れば、人様に召し上がって

もらうことも可能だ。

 

 

まずは、これを上手になる。

そう決めた。

 

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どうです、おいしそうでしょう。

今から、これに挑戦です。

 

 

では、また明日。

 

 

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何かが違った、入院2週間。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

 

この病で、4回目の入院だった。

今までと、何かが違っていた。

 

 

家人「何が、違っていたのさ」

私「はっきりしないが、何かが違っていたのは

確かなんだよ」

 

 

家人「じれったいなあ、先生の治療の方法とか

かねえ」

私「コロナのせい」

 

 

家人「あんたの病は、コロナではなかったよ

先生がそう言ったよ」

私「コロナの感染が発生しないように病院の

全体が緊張していた、と言うか」

 

 

家人「そんなにかねえ」

私「病院のムードがさ」

 

 

***

昼間の病室が非常に明るい。

入院当初は、意識がはっきりしないために

気がつかなかった。

 

 

しかし、気分が少し良くなったころに

「せん妄について」説明があった。

 

 

体調が悪い、手術後、薬剤の影響などで

体液のバランスが崩れたことをきっかけに

脳の機能がうまく働かなくなる。

 

 

一見すると認知症に見える。

 

 

入院生活で、夜と昼の区別がなくなる。

日中、体を動かさない。

運動しないので体がもたつき、転倒する。

 

 

これらを防止するために、昼間の照明が

いつもより明るい、まるで眠ったら駄目と

言われているようだった。

 

 

結局、夜と昼を取り違えない対策であった。

退院後、居間の照明が暗いなあ、と思った。

 

 

2週間、病院関係の人だけで、他には誰にも

会わなかったが、ボケなかった。

家人「がんばった、あんたは偉い」と言った。

 

 

***

面会禁止、コロナ対策。

面会なしの2週間。

 

 

下着の着替えは差し入れで、看護師さんが

中継をした。

 

 

「奥さんからのプレゼント」そう言って

届けてくれた。

「何か奥さんに伝えますか」と言う。

 

 

80才のこの年では、何も言う言葉が

浮かんでこない。

結局「ありがとう」と言ってください。

 

 

それだけだった。

 

 

差し入れは、3回あった。

家人は中継する看護師さんと、少し

おしゃべりをしたみたい。

 

 

お二人は80才で「おねどし」ですね。

80才に見えないですよ。

うちの両親はもっと若いのに、お二人より

老けて見えます。

 

 

看護師さんは、そう言った。

女性は、いつでも若く見られると嬉しい。

家人はそう言う。

 

 

今回、孤立状態でそう言われたことが

妙に嬉しかった。

「うむ、俺は若く見られたんだ」

 

 

***

生き返った。

始めの7日間は、抗生剤と栄養剤の点滴が

連続した。

食事は、お預け。

 

 

喉は乾く。

市販のお茶600ミリリットルを

毎日1本飲んだ。

 

 

血液のデーターが良くなってきた。

抗生剤が効いてきたようだ。

 

 

8日目に栄養の点滴が終わった。

数粒のご飯が入った重湯の食事。

 

 

翌日の朝、トイレに行きたくて目が覚めた。

ベッドで体を起こす。

おや、力が入った。

 

 

ベッドを降りて立ち上がる時もふらつかない。

体に力が充足された。

 

 

回復してきている。

体にそんな感じがした。

 

 

重湯を口にして胃袋に入れただけで

こんなにも違う。

初めての感覚だった。

 

 

抗生剤と栄養剤の点滴は、体を

活かしているだけ。

 

 

命は、口からの食べ物で生まれる。

そんな感じだった。

 

 

***

これで、退院できる。

そう思った。

 

 

では、また明日。

 

 

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ハブ茶、有効利用・・・・

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

 

食べたものが、出ないとなると苦しい。

これは、世の常である。

 

 

「便秘」大半の人が、大変な目に合っている。

どれほどかと言うデーターは調べていない。

あまりにも多いと言うのが明白だから。

 

 

***

えびす草からハブ茶が作られることを

ブログにした。

 

noritomi294.hatenablog.jp

 

 

 

私「Aさんはハブ茶が効いたかなあ」

家人「何も言わないので、たぶん駄目

だったんでしょう」

 

 

私「あんたも試してみたらでどうかね」

もう80才の老老同志であるから、色気も

恥ずかしさもありゃしない。

 

 

家人「その事に関しては、私も相当に

手ごわいからね効かないよ、無駄だよ」

 

 

今まで、人から聞いていろいろと試してみた。

ほとんど効果はなかった。

 

 

最初は効いてもね。

あとが駄目になる。

最近は、その手の話しは聞き流しているよ。

 

 

***

Aさん「あれからすぐにハブ茶を買ったよ

最初は効いたよ、そのあとが駄目続かない」

 

 

たいていのものが、そのようだ。

最初は効果があっても、後は効かなくなる。

 

 

まあそうだから、この手の商品が多いのも

納得がゆく。

 

 

私「あのさあ、あんた最初だけ

試せばどうかね」

家人「1回だけ効いて、それで良しだね」

 

 

Aさん「1回だけでも使ってよ、もう私は

使わない、捨てるのはもったいないからね」

 

 

***

家人「効果あり!」

私「ハブ茶か」

家人「イエス

 

 

私「ならば、おしゃべりの仲間に1回分ずつ

配ればどうかねえ、何人か効けば儲けだ」

家人「それって、有効利用だねえ、Aさんに話すよ」

 

 

Aさんとあと何人かに話したそうで、1回分ずつ

持って帰ったそうだ。

 

 

このグループは、相当のご年配で構成されている。

一人暮らしや、老老の暮らしである。

何もない、退屈。

 

 

で、ハブ茶1回分は面白がって持って帰った。

Aさんは、効果ありと有効利用の

1石2丁と言ってる。

 

 

家人「効果が出たら、しばらく間をおいて

グループでハブ茶を買うと良いねえ」

 

 

私「そう言う手もありだな、その次はいえの

えびす草でハブ茶作りもできるがねえ」

家人「Aさんは、絶対にそう言って来るよ」

 

 

***

そんな訳で、効果ありが多いと

家のえびす草は大事にされる。

 

 

それも、有効利用になるなあ。

 

 

では、また明日。

 

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