老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

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緑のカーテン、4代目。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

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つる紫、あと3本写真に入らない。

 

Aさんが、つる紫を持ってきた。

この人は、人の話をあまりきかない。

一方、自分の話しは、強引である。

 

 

多少、押しつけがましいところがある。

しかし、根は良い人でお人好し。

 

 

Aさん「あんたんとこの岡ワカメは

古くなって葉っぱが小さい、食べられん」

居間の東側にある緑のカーテンのことである。

 

 

初代は、琉球朝顔

 

ずーっと前のテレビで、緑のカーテン

紹介があっていた。

このカーテンの陰になるところは、熱が

吸収されて3度以上低くなる。

 

 

涼しくなると言うことだ。

聞き捨てならない。

すぐに飛びついた。

 

 

生まれつき、好奇心が強いからね。

 

 

いくつかの植物が紹介された。

その中に、琉球朝顔があった。

真夏に強い。

 

 

朝顔の花が美しい。

これにしよう。

 

 

ホームセンターの園芸コーナーに

苗がなかった。

畑の仲間の家にあった。

3株分けてもらった。

 

 

うん、暑さに強い。

夏のために生まれたんだと

主張している。

 

 

4年の間、緑のカーテンとして活躍した。

友人3人に株分けもした。

 

 

ところがものすごい繁殖力で

混雑してきた。

カメムシが住み着くようになった。

これには、かなわん。

 

 

2代目は、ゴーヤ。

 

私「やりかえよう、何が良いかね」

家人「ゴーヤはどう」

 

 

私「花は地味だが、食べられるなあ」

家人「網戸を空ければ、手が届く」

で、ゴーヤに替えた。

 

 

葉っぱの隙間が多いが、収穫して

食べられるのが魅力。

以来、ゴーヤチャンプルを

良く食べるようになった。

 

 

良かった、上等だったが3年目には

連作障害が出て来た。

育ちが悪い、実もあまりならない。

 

 

途中で、植え替えるには苗を

売っていない。

私「ゴーヤは駄目だよ、何にしょうか」

 

 

3代目は岡ワカメ。

 

家人「岡わかめと言うのをテレビで見たよ」

ホームセンターの園芸コーナに苗があった。

その苗は4個連結のポットに入っていた。

 

 

珍しい。

気に入った。

立派な緑のカーテンになった。

 

 

若い葉っぱは食べた。

緑色したとろろで旨い。

 

 

4代目は、つる紫。

 

そして今。

Aさんには、かなわない。

勝手知ったる我が家同然である。

 

 

Aさん「シャベルとカマは

小屋の中だ」

言いながら、持ってきた。

 

 

古くなった根を掘り出すよ。

Aさん「あんたも手伝いな」

私「ハイハイ」

家人「ハイハイ」

 

 

Aさん「油粕があったね、あれを

入れよう」

なんでも、ご存知である。

私「ハイハイ」

 

 

Aさん「そちらの端から植えてくれ」

私「ハイハイ」

家人は、反対の端から植えた。

 

 

Aさんはないもしない。

傍に立って、ご命令だ。

 

 

それでも、作業はすぐに終わった。

それで、緑のカーテンの4代目さんも

食べられるものになってしまった。

 

 

このつる紫は、こぼれダネで

じゅうぶんに育つ。

手間がいらない。

老老の暮らしにお似合いである。

 

 

さて、この先5代目さんはと言うと

Aさん「それまでは、生きていないよ」

私「そうだね、そうかもね」

 

 

Aさんは、さっさと帰ってしまった。

 

 

では、また明日。

 

 

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