老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

昔のトマトの味。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

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ね、可愛いでしょう、でもあげられませんから。

 

家人「玄関のトマト苗は、どうするの」

朝食を食べながらの、質問でした。

 

 

私「1本か2本を植えてあとは不用だよ」

家人「不用が多いね、もったいないなあ」

私「植える場所がないよ、しかたがない」

 

 

家人「あのさあ、花壇に全部植えないかい」

私「花はどうする」

家人「梅雨明けの後は、猛暑だろうよ

花は無理だよ」

 

 

私「止めるのか、秋口から再開だな」

家人「その間、トマトを植えて良いよ」

 

 

トマト苗がもったいない。

 

それが理由で、花壇を空けてくれます。

秋になれば、花と選手交代です。

まあどれぐらいトマトが育つか

わかりません。

 

 

最近は、猛暑がトマトにもこたえると

言うことですから。

それでも、植えないよりましでです。

ありがたいご提案であります。

 

 

そうと決まれば、梅雨の間に移植をします。

これだと、水やりの手間が省けます。

楽ちんです。

 

 

トマトだけは、作りたいのです。

 

子供の頃の夏は、トマトとマクワウリを

井戸水で冷やしたものが、おやつでした。

あ、そうだ、トウキビもありました。

 

 

今のトマトより、味が強くて青臭い香り。

お尻の方がまだ青いのですが、ガシガシと

かじっていました。

 

 

馴れっこになって、それが美味しい

ものでした。

あの、トマトの味にもう一度会いたい

ものです。

 

 

F1品種は、良いトマトにならない。

 

畑の仲間が教えてくれました。

1代勾配雑種(F1)は旨いものなんか

出来ないよ。

メンデルの法則とやらですが

良くわかりません。

品種が不ぞろいになるそうです。

 

 

好奇心とへそ曲がりが同居しています。

家人がそう言います。

自分では、ごく普通だ、平凡だと

思っていますが。

 

 

私「そうであれば、昔の味に

なるかもしれん、もしかしたら

出現するかもしれない」

 

 

賭け事はきらいですが、そこに

賭けてみます。

望みを託しましょう。

 

 

と言っても、食べられるだけの実に

育てられるかどうか。

それが本音であります。

 

 

趣味と実益を兼ねることは、むずかしい。

 

野菜作りをしていました。

育てて収穫して食べることが

目的でした。

 

 

それだけ作れるのなら、畑を広げて

出荷すればとの話しもありました。

とても、無理な事でお断りをしました。

 

 

機械類を使わない、クワ、カマ、スコップを

人力だけです。

それでは、くたびれるだけですから

広くすればと言うのを、ていねいに

お断りしました。

 

 

楽しければ、それで良いのだ。

 

昼カラやホストクラブに行くのと

違います。

自分と家人食べる野菜で良い。

多少、当たり外れがあっても良い。

通りかかりのおなじみさんに

あげられるほどで良い。

 

 

家の生ごみを畑の雑草と一緒に

発酵させて微生物を育てて

肥料にします。

失敗することもありましたが。

これもエコロジーであります。

 

 

育てる楽しさと、食べられる楽しさと

差し上げられる 楽しさがあったので

20年以上続けられたのでしょう。

夢は、再度の野菜作りでしょうかねえ。

あのトマトの味と出会える

ことでしょうか。

 

 

では、また明日。

 

 

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