老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

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盆栽風な、さつま芋。

おはようございます。
久留米のじじいであります。
 
先日、さつま芋の写真をブログに出した。
芽と葉っぱが、出ている。
このままで、盆栽風に仕立てられる。
 

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そう思って、小型の盆栽鉢を探した。
鉢類を、まとめて置いている中にあった。
 
これは、盆栽好きの友人から、もらった。
小さいケヤキを植えてあった。
 
私は、あまり盆栽に、興味がなかったのに
彼は、このケヤキの盆栽を、渡せば好きになる。
 
そう、考えたのだと思うが
 
私は、好きにならなかった。
 
当然、手入れ不足で、枯らしてしまった。
その鉢が、今使えそうだと探し当てた。
 
さつま芋の苗作りも、可能であるが
時期が悪い。
春先だったら、良かったのに。
 
随分と昔。
水槽で金魚を飼っていた。
 
ある日、家人がちょうど、今と同じような
芽と葉が出た、さつま芋を持ってきた。
 
家人「これ、どうしよう、裏の畑にあった」
私「面白い、育てる」
 
そのころすでに、好奇心が強かった。
家人「生まれつきなんだね」
 
水槽の上に、吸い上げ式のフイルターを
取り付けその中に、さつま芋を置いた。
 
さつま芋は、常時循環している水に
寝かして置いた。
もちろん、芽と葉は上向きにした。
 
 
 
肥料は、全然やらなかった。
どうなったと思う?
 
さつま芋は、健気だったよ。
良く育った。
 
水槽は、南向きの出窓に置いていた。
横に伸びないように、カーテンレールに
ひもを垂らして、茎をつるした。
 
日当たりが良くて、どんどん伸びた。
 
すぐに、カーテンレールの高さに達した。
今度は、90度直角に方向転換させて
横に伸ばした。
 
すごい見事な、室内観葉植物が育った。
 
また、根っこもすごいことになった。
フィルターの中で、いっぱいになって
根っこがフィルターの役目を果たしている。
 
 
 
水槽の中に泳いでいる、金魚も良く育った。
 
これは長男が、夏祭りの金魚すくい
もらって来た。
うん、すくえないので、もらって来たよ。
 
俺に似たのかどうかわからんが(家人に似た?)
不器用で何度も、金魚すくいの紙が破れて
一匹も捕れなかった。
 
しょげて居た。
 
金魚屋のお姉ちゃんが「はい、これはサービス」と
ビニールの袋に一匹入れて、手渡してくれた。
 
喜んだ。
家で育てる。
 
それが、我が家の住民になった。
 
金魚に与える餌が、糞になり循環して
さつま芋の肥料になり両方が育った。
 
そう思う。
 
その年は、家の中に見事な
緑のカーテンが出来上がった。
 
 
 
お盆には、野菜を供える。
なんのいわれが、あるのかは知らない。
ここら辺の、習慣かもしれない。
 
疑問は、持っている。
が、調べていない(ググっていない)
 
送り盆には、精霊舟を作って川に流す。
そんな、風習もすっかり消えてしまった。
 
毎年、お供えの野菜は、自分で作っていたが
それも、畑を止めて出来なくなった。
 
今年は、野菜の入っている市販の、お供えパックで
お茶を濁した。
 
ご先祖様は、畑が出来ないのだからと許してくれる。
なにも、お供えが無いよりマシだと仕方なく
笑っているだろうなと思う。
 
お供えをする際に。
私も苦笑しながら、鐘をチーンと鳴らし手を合わせた。
 
市販のお供えは、ラップに包まれていて
お盆の3日間で、傷んでしまった。
仏壇のある部屋は、冷房がほとんど効かない。
 
残ったのは、さつま芋だけ。
台所の隅で、ほったらかしになっていた。
 
家人「ほったらかしにしたのが、悪いがね
芽と葉が出たよ」
 
私「芽と葉が出た景色が良いなあ、まるで
盆栽のようだよ」
 
そう言ったので、私のお預かり品になった。
 
家人「相変わらずの、好奇心だね」
最近は、私の好奇心にあまり驚かない。
 
大分に住んでいる時の、金魚とさつま芋の
水槽と緑のカーテンが、思い出された。
 
私「良い取り合わせ、だった」
家人「古い家だったが、居間が良く見えた」
 
緑のカーテン風を、作ってみても良い。
そう思ったが。
寒い時期に、向かうから無理だろうかね。
 
では、また明日。
 
 
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