LEDのローソク、これで安全。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
本物そっくり、ご先祖様も騙されるかも。
暮れの31日に娘が来た。
娘「はい、これ」
差し出したのは、ローソク形をしたLEDの電灯。
電灯なんて言う言葉は古いと思うが、これしか
思いつかない。
老人だから仕方がない。
家人「毎朝、仏壇にお灯明のローソクをつける時
手がふるえてねえ、危なっかしくなった」
そう言うことを娘に話した。
娘は、ローソクを落としたり、倒したりで
火事になることが気がかりで、探したと言う。
娘「あのね、お線香のLEDもあるそうだよ」
私「お線香はなあ、火をつけるが半分に折って
横にしているよ」
娘「じゃあ、これで良いのね」
そう言って帰った。
***
家人「これには感心するよ、炎の部分をちょいと
押せば明かりが着くし、ちょいと押せば消える」
たぶん、LEDのローソクは商品化されていると
思っていたが、こんなにまでローソクにそっくりで
安全なものだとはね。
感心した。
これで、ご先祖様も安心して眠られる。
***
仏壇の左右の花も、左のほうは造花になった。
最近の造花は、見事な出来である。
近寄って手で触らないとわからない。
目の悪い老人は、すっかりと騙される。
造花では駄目、生花でないととご先祖様は
不服だろうが、右の片方だけで我慢して
もらうことにした。
最近は、花も結構にお値段が高い。
これで、ご先祖様のお怒りも半分になる。
***
もう、お互いに80才になってくると
足腰膝のどこかが痛む。
もうずいぶん前から、ワシは正座が出来ない。
それは、膝に痛みが出るようになってからだ。
仏さんには、胡坐をかいて参っている。
いつだったか、禅宗のお坊さんがあぐら座りは
無作法ではないと言った。
たぶん、昔の武士の座り方だからと思っている。
それ以来、安心してあぐら座りをしている。
うちのご先祖様には、そんなに偉くなった人は
居ない、せいぜい荷物運びだったようだ。
家人は、足膝を痛めている。
仏様には、座椅子を使って 参っている。
最近は、お経の般若心経も最後まで届かずに
枝葉に迷い込んでいる。
あとは、ごにょごにょとごまかしている。
ご先祖様、スマン許してくれ。
では、また明日。
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