小欲知足(少しのもので満足する)
おはようございます。
久留米のじじいであります。
ローリエ、月桂樹の花。
新聞の記事を読んでいると、終わりの方に
書いてあった。
自分の人生で、美しい瞬間や歓喜の瞬間は
数え切れぬほどあったはず。
その瞬間を、存分に味あうことが出来たなら
人生を振り返ることが出来るのだろう。
それが出来ないのは、欲望に起因する際限のない
不満足感と将来への不安にさいなまされ
それを解消するために「いま」と言う貴重な時間を
消費しているからだろう。
欲望の自粛が求められるコロナ禍を、自分の欲望を
見つめなおし洗いなおす機会にできればよいのだが。
庭で中腰になって、雑草を引いている時自分の尻と
妻の尻がぶつかって、お互いにつんのめり「ごめん」と
言いながら笑い合った。
こんな瞬間を大切にしながら生きて行けたらいい。
***
まつたく、そのとおりだ。
草を取りながら、桜は来年も再来年も咲くからね。
今年は、テレビで我慢したほうが良いよ。
家人に話しかけた。
***
うばいあえば、たりぬ。
わけあえば、あまる。
相田みつおの言葉。
なんかに書いてあった。
貧乏な人とは、少ししか物を物を持っていない人ではなく
無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ。
ウルグァイの元大統領ホセ・ムヒカさんの言葉。
法然上忍は、小欲知足は喜足小欲と話されているようだ。
***
発展する、成長する。
これらの時は、欲望が前進する力になるかもしてない。
いや、なっていた。
縮小するときは、欲望が命取りになる。
我慢する力が試される。
そう言う時代が、来ているのかもしれない。
桜は、来年も咲く。
きっと、咲く。
新型コロナウィールスと言う嵐もきっと
過ぎ去る。
暮らしは戻ってくるが。
もはや、今と同じではないだろう。
覚悟が必要になると思う。
では、また明日。
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