老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

ねえ、奥さん話をきいて。

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明日は咲きますよ。

 

 

家人「ほら、この間の奥さんがね」

 

 

私「ほらこの間じゃ、なんのことか

わからん」

家人「ご主人がシニアカートに

乗っている、あそこの奥さん」

 

 

私「Nさんだろう」

家人「そう、その人、そこの奥さん」

私「そこがどうした、また入院か」

 

 

家人「あの奥さんが少し話を

聞いて下さいと言った」

 

 

***

Nさんの奥さんの話し。

お主人はお休みと言って寝室にいった。

 

 

奥さんは後片付けと明日の準備をして

テレビのドラマを見て寝室に行った。

主人は布団の手前でうつぶせで倒れていた。

声をかけたが返事がなかった。

 

 

静かにそっと仰向けにしてまぶたを広げた。

瞳孔が開いていた。

 

 

どうしようかと考えた。

誰に連絡するか。

 

 

娘か。

兄弟か。

かかりつけの病院か。

 

 

で、119番に電話した。

 

 

***

救急車が来た。

 

 

見つけて何分ぐらいで電話したのかと

たずねられて、5,6分ぐらいと言うと

「遅い」と言われた。

 

 

その言葉が気に入らなかつたらしい。

「それくらい誰だって考えますよね」

何回も繰り返して話したそうだ。

 

 

救急車の中で息を始めた。

集中治療室に寝かされた。

 

 

翌朝、このまま入院されなすか、その時は

検査が続きます。

このまま連れて帰ります。

 

 

タクシーで帰って来た。

家の前に来て生き返りました。

 

 

今日はなんともないようです。

 

 

***

家人「話の聞き役だった」

私「病気は何だったのか」

家人「それがねえ、何も言われなかった

どんな病気ですかと聞けなかった

 

 

まあ、元気であればそれで良い。

 

 

あそこは、よそから来た人で友達も

少ないようだ。

誰かと話したかったようだ。

 

 

これを機会に、おしゃべりの仲間に

入れば良い。

これはちょいと、おせっかいかもしれん。

 

 

では、またあした。

 

 

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衣替え、粗大ごみ、濡れ落葉。

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季節外れの茗荷花、こんなこと初めて。

 

今朝の居間の温度は22度だった。

 

 

夕べ寝る前にセキが出た。

ノドにひっかかるような、たちの悪いセキ。

こういう時は決まってタンが出にくい。

 

 

その時に見た温度計は25度。

そうかだいぶん冷えて来たんだ。

マスクをした。

 

 

鼻から出入りする空気が、体温で温められて

ノドにひっかかるような感じは幾分か

良くなり呼吸が楽になった。

 

 

***

家人「ねえあんた、明日あたりから

寒くなりそうだよ」

私「さっき見たテレビは寒気が南下

してくると言っとった」

 

 

家人「衣替えをしましょうか」

私「ああ一番良い時かも、ワシの分は

自分でするよ」

 

 

***

年を取って初めてわかることが多い。

体験をしないとわからない。

最近分かったことは、その日の温度が

急な変化をするとついていけないことだ。

 

 

今年は、いまだに日中の気温が

30度以上に上がる。

朝が22度で日中は30度。

その差は、8度ある。

 

 

これに対応するために昼までに

3回着替える。

それで今度は、夕方にかけて

3回着替える。

 

 

忙しいことである。

 

 

なにも仕事らしい仕事はしていないでも

1日に6回着替えることが大仕事に

なっている。

 

 

***

気温が下がることは、ありがたいねえ。

 

 

暮らしのしきたりや習慣は季節に

合わせていた。

それでその季節をしのぎやすく

楽しいものにしてきた。

 

 

衣替えもその一つで、年中行事である。

 

 

しかし最近は様子が変わった。

春や秋の変わり目が定まらなくなってきた。

年寄りになって、体温の調節が大仕事に

なって来た。

 

 

季節の変わり目はスムーズに乗り

越えないと体の調子が悪い。

 

 

***

最悪だと病院のお世話になる。

それで薬が増える。

薬が増えると、飲み忘れも増える。

 

 

そうなると

家人「あんた、ボケが始まったのかい」

私「なにい、薬のほうはあんたが良く

忘れる」

 

 

家人「私のことにケチをつける気かい」

とまあ、家の中が気まずくなる。

 

 

病院の先生は、ストレスが溜まっていると言う。

ストレスが溜まると医者はニンマリとする。

患者が増える、薬も増える。

 

 

寒さが来ると医者が喜ぶ。

 

 

***

衣替えは、数年前から自分のものは

自分でと教育された。

先生は、家人。

実行を重ねて来た。

 

 

いまでは、プロ並みだと思っとる。

 

 

家人「あまーい、やっとおさまっている

乾いた洗濯物を入れるたびに整理している」

その事は、うすうすと知っている。

 

 

私「おーい、古いマスクが出て来た」

家人「汚いものは捨ててください」

 

 

ひと昔、粗大ごみとか、濡れ落ち葉だと

騒がれた。

よくぞ、捨てられなかったものだ。

 

 

では、またあした。

 

 

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今朝、ドジを踏んだ。

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ええ、ほんの少し待ってください、咲きますから。

 

ドジ

間抜けなことをする。

失敗をする。

コトバンク

 

 

しかし、語源ははっきりしない。

鈍遅 鈍くて遅れる。

とちる やりそこなう。

相撲では土俵の外に足を踏み出したことを

土地を踏むと言った。

 

 

***

朝、朝食の前に。

家人「あんた、手伝ってくれるかい」

私「なんだね」

 

 

月に1度のプラスチックの資源ゴミ出す日。

お茶のペットボトルはだいぶん

少なくなった。

相変わらず、包装紙やパッケージの

プラスチックごみは多い。

 

 

家人「物置に5袋あります」

私「片手に2個、両手で4個

軽いからもてる」

 

 

家人「ペットボトルとプラスチック袋を

持ちます」

 

 

2人で両手に持って、えっちら、おっちらと

指定の集荷場まで運んだ。

通勤の車が多い。

ゆっくりだ。

 

 

集荷場は誰もいなかった。

ゴミ袋の姿もなかった。

 

 

私「あれっ、おかしい、日にちを間違えて

いないか」

家人「そうですかねえ」

 

 

ゴミ出しに誰かが来ていれば

間違いないのだが

誰も来ない。

私「間違えたようだ」

 

 

2人とも来た時と同じように

両手に袋を下げて

すごすごと帰った。

 

 

カレンダーを確かめた。

1週間早すぎた。

 

 

家人「誰かに見つかったかなあ」

私「あと2時間もすりゃわかる」

 

 

家人「どうして」

私「おしゃべり仲間がほっとかんよ、今日の

トピックになる」

 

 

あんたかワシのどちらかが

ボケ始めたことになっている。

まあ人騒がせではあるが、退屈しのぎに

ちょうど良い話である。

 

 

首を長くして電話を待った。

かかってこなかった。

 

 

家人「見つかっていない、良かったね」

私「注目の人になりそこねた」

家人「まだ安心できません」

 

 

私「そん時は、ワシがボケたことに

しておけそうすれば見舞いが

来るかもしれん」

 

 

家人「見舞いはごめんです、特に柿は

いりませんよ」

 

 

では、またあした。

 

 

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はがき2枚の夢、年末ジャンボ宝くじ。

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当たるかも。

 

ボーイズ・ビ・アンビシャス

少年よ大志を抱け。

これは、ご存知ですな。

 

 

そう、クラーク博士の言葉ですがねえ。

これだけじゃあなかった。

 

 

あとに続く言葉があったんだねえ。

知らねえだろう。

ボーイズ・ビ・アンビシャス 

ライク・ジス・オールド・マン

 

 

少年よ大志を抱け

この老人のごとくだった。

 

 

河島英五は歌っているよ。

いいか、男は生意気ぐらいが丁度いい。

いいか、男は大きな夢を持て。

野風僧、野風僧、男は夢を持て。

 

 

*野風僧は岡山あたりの言葉で

 生意気、やんちゃ。

 

 

***

家人「ね、あんた、チョコモナカジャンボでね

年末ジャンボ宝くじが当たるってさ

知ってたかい」

 

 

私「知らないなあ、チョコモナカの包み紙は

読んだこともないなあ」

 

 

おととし、去年そして今年の夏。

チョコモナカを常食している。

 

 

午前中に半分、夕方に半分で1日1個だ。

もちろん家人も1日1個。

夏の暑いときはこれが一番だ。

 

 

まあ、人それぞれで絶対にこれだとは

言い切れんがね。

 

 

モナカに包まれていて、切溝があり

正確に半分割りが出来る。

家庭平和の原点である。

 

 

東京オリンピックでは、外国の人たちも

これを好んだようだ。

ワシと家人の好みは、とうとう国際的になった。

 

 

一流は一流を呼ぶと言う。

そのうちにミシュランの覆面調査員の

お呼びがかかる。

 

 

と、まあ、そこまではゆかんと思うが。

 

 

***

ところで話は、年末ジャンボ宝くじだった。

 

 

この年末ジャンボ宝くじに限って

毎年買っている。

毎年ワシと家人と息子と娘のために必ず

40枚を買う。

 

 

福岡西鉄駅のそばが当たると聞けば、そちらに

買いに行き、JR佐賀駅のそばが当たると聞けば

そこに買いに行く。

 

 

佐賀、唐津の島の神社に参れば当たると言う。

そこにも行った。

 

 

1年の終わりで我が家の神事である。

 

 

しかし、今では車がないので買いに行くのが

大変である。

今年はどうするかと、話していた。

 

 

***

この時に、チョコモナカのキャンペーンの

話しだった。

 

 

製造元のホームページで確かめた。

Aコースに当選すれば年末ジャンボ宝くじ

100枚としてあった。

 

 

ふむふむ、悪くない。

毎年買うのよりも多い。

 

 

もし、これに当たれば強運である。

この勢いで、年末ジャンボ宝くじも当選する。

 

 

応募は、包み紙のバーコドを1口12枚。

 

 

***

私「プラスチックのゴミはまだ捨てていないな」

資源ゴミのプラスチックで月に1回の集荷だ。

 

 

家人「物置に5袋あります、年末ジャンボに

葉書を出しますか」

 

 

私「もちろんだ、はがき2枚を応募する」

家人「無理ですよ、どうせ当たりませんよ」

私「わからんよ、とにかく参加しないと絶対に

当たらんよ」

 

 

家人「はがき2枚で2口の夢ですか」

私「あんたとワシの分だ」

 

 

家人「娘がきいたら怒りますね」

私「締め切りまでにもう1口が間に合うか」

 

 

***

明日は、物置でチョコモナカの

包装紙を探すことになった。

 

 

では、またあした。

 

 

追記。

M製菓のまわしもんではありません。

身内に関係者は、おりません。

 

 

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ミカンの木のオーナー。

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1本だけ、季節外れの日本ガーベラ。

 

家人「もうミカンも美味しいと思ってさ」

スーパーから買って来た。

 

 

早速食べてみた。

 

 

先日、今年の初ミカンを食べた。

まだ、少し酸っぱかった。

 

 

今日のはどうだろう。

口に入れた。

私「うん、うまい」

家人「美味しいですね」

 

 

***

家人「ねえ、あんた、あのミカン園は

どんなになったかねえ」

私「あの時のミカン園のことか」

 

 

家人「ええ、ミカンの木のオーナーに

なったでしょう」

 

 

私「あのミカンはとびっきりの

美味しさだった、有機栽培で

アミノ酸の肥料だと言ってた」

家人「農薬はほとんど使わない」

 

 

私「亭主は無口で、奥さんの通訳が

必要だったな」

 

 

***

病気になる2,3年前、おしゃべり仲間の

Kさんからミカンの木1本まるごとの

オーナーにならないかと、話があった。

 

 

家人「ねえ、あんた、どうしょうか」

私「どれくらいのミカンが採れるか

食べきらんほどか」

 

 

家人「話じゃあ、4,5回行ってバケツに

2,3杯づつ持って帰ったそうです」

 

 

息子のところに送る。

家人のおしゃべりの仲間に配る。

ワシの畑の仲間に配る。

娘は友達とミカン園に行く。

親せきに配る。

 

 

まあ、あまって困ることにはならんようだ。

 

 

私「あんたがオーナーになれば」

家人「私がですか」

私「女性同士のつながりだ」

 

 

***

しばらくして、ミカン園の奥さんから

電話があった。

遊びがてらミカンの木を見て下さい。

気に入ったらオーナーになってください。

 

 

渡りに船ですっ飛んで行った。

 

 

ミカン園は、熊本と福岡の県境にある

小岱山(しょうたい山)の麓にあった。

 

 

小高い岡の南斜面で日当たりが良い。

見渡すと有明海が見える。

はるか向こうに雲仙の山がみえた。

素晴らしい景色だった。

 

 

ここに弁当を持って来よう。

お茶と漬物を出しますとお奥さんは言う。

 

 

もう、契約が終わったような会話だった。

 

 

***

秋になり電話があった。

収穫時期のお知らせだった。

育ちは順調で台風が来なければ豊作です。

 

 

日曜日は混雑します。

なるべくなら、平日が静かです。

 

 

***

下のほうの熟れたものを収穫した。

収穫は行くたびに上になる。

一番黄色いものを食べた。

 

 

うまい。

美味しいです。

 

 

甘さの中に酸味がほんの少し残る。

力強い味がする。

もっと寒くなると甘みが強くなります。

そんな説明だった。

 

 

***

バケツ1杯分をここから息子の

ところに送った。

手間が省けて便利だった。

 

 

近所に配った。

娘は会社に持って行った。

 

 

次は、娘が会社の友達とミカン園に行く。

娘「決めて来たよ」

私「良いけどな、すこしは残しておけよ」

娘「わからん、残っていれば良しだ」

 

 

その後、私たちが2回。

娘が1回。

取りに行ってお終いになった。

 

 

***

ミカンの木のてっぺんの5個は残した。

「鳥たちのごちそう」になった。

 

 

その翌年、申し込んだが抽選に漏れた。

その後も抽選もれ。

とうとうあきらめた。

 

 

家人「あのミカンの木は元気ですかねえ」

私「誰かがオーナになって旨いと

言ってるだろうな」

 

 

では、またあした。

 

 

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ミカンが美味しいです。

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