えびす草とハブ茶とケツメイシ。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
写真だと大きいですが、小さい花です。
家人「あの人、きっと飛びつくね」
私「ん、なぜだ」
家人「あんたが、効用の最初に便秘と
言っただろう」
私「それがどうした」
家人「女性共通の悩みなんだよ、彼女もひどい」
私「そうか、出にくいんだ」
***
話しの発端は。
家の北側に咲き出した小さい黄色の花。
家人「この花、ハブ茶になるんだよね」
私「そうだよ、えびす草と言う」
数年前から、居ついている。
初めてのときは、おや、こんなところに
落花生が芽を出したと、思って畑に移植した。
落花生は、育てたことがなかった。
ところが、とんだお笑い草だった。
似ているけれど、まったくのお門違いだった。
それが、えびす草だった。
畑の仲間は、笑いながらご苦労様と言った。
えびす草は、これの小豆に似たタネがハブ茶に
なることを知った。
えびす草は、家の半日だけ日陰になる場所が
お好みのようで、年々増えてきている。
雑草として抜いても良いんだが、葉っぱが
丸い形と小さい黄色の花で、姿がなんだか
面白い。
そのままにしている。
おかげで、草取りの手間が省けている。
***
おしゃべり仲間のAさんは、少し口数が多い。
その上に、きれい好きだ。
うちのえびす草は、彼女の目には雑草なのだ。
Aさん「これ、目障りだよ抜いてしまおうか」
家人「これ知らないのかい、えびす草だよ
ハブ茶のなるよ」
家人「そうだよ、と言っても作って
飲んだことはないがねえ」
Aさん「そのお茶は、何に効くのかねえ」
家人「しらないなあ、うちのに調べてもらうよ」
家人はスマホを持っているが、ネット検索は
しない、本人は出来ると言うが。
ほとんどの調べ物は、おはちが回って来る。
***
ググった。
効用は多い。
便秘解消、視力改善、高血圧や糖尿の改善
粘膜、皮膚の保持、その他多数。
その通りを伝えた。
Aさんは納得して帰った。
家人「うなずき方が強かったよ」
私「本当に効くのかねえ」
本当に効き目があったら一大事になる。
家人とAさんのことだから、目の前の
えびす草でハブ茶を作ると言い出すに
決まっている。
やれやれだ。
***
私「ところでな、えびす草には別名があった」
家人「どんなの」
家人「えっ!あの、さくらを歌ったグループですか」
私「そうだろう、その意味はすべてを出し尽くすだ」
リーダーの家は、お医者さんで本人も薬剤師だとか。
***
私「話しは、もう一つある、えびす草が
なぜハブ茶なのかだ」
家人「つながりませんねえ」
私「本来、ハブ茶はハブ草のタネから作ったが
ハブ草は収穫量が少ない、それで収穫量の多い
えびす草に代用された」
家人「よくぞ頑張って調べた、あんたは偉い」
では、また明日。
涼しくなりました。
ありがたいです。
ポチッとをいただくと
もっとありがたいです。
もう、乗り遅れても良いだろう。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
雨に濡れてまで 、早咲きしないで良いだろう。
スマホから音声入力が出来る。
そんな時代にブログの文を作るのに
メモ帳を使っている。
ノートにボールペンでブログの文章を
書いている。
ブラインドタッチは出来ない。
指先を見ながらキーをボチボチと
叩いている。
もはや、化石的老人になってきている。
***
パソコンやワープロがない時代に
生まれて育った。
会社で仕事をしていた期間の前半は
書類はすべて手書きだった。
家人「あの頃は、カーボン紙を使って
複写をしていたね」
私「学校時代は、ガリ版刷りのテキスト
だったよ」
当時の学習は、先生が黒板に書く。
生徒はノートに書き写す。
先生が補足の説明をすると、書き写した
部分に書き込んだ。
手の指に鉛筆ダコが出来ているやつは
頭が良かった。
***
会社の書類も、下書きをして一字一字を
間違いが無いように注意して書いた。
鉛筆書きじゃアないので、訂正や修正が
きかない。
間違えると、また初めからやり直しだった。
今の時代から考えると、すごく手間がかかった。
非生産的であったが、他に方法がなかった。
***
会社時代後半に、まずはコピー機が導入された。
しかし、仕事は楽にはならなかった。
手間が省けた分だけ、仕事の量が増えた。
やれやれだった。
仕事の処理が早くなって、目まぐるしい
ことになった。
アッと言う間に、次の仕事に取りかかる。
同僚と言う仕事の仲間が少なくなった。
合理化と言う省力化であった。
とうとう、ブラインドタッチを習得しないで
会社をさよならした。
***
家人「長い間のお勤めご苦労様」
私「しばらく、ゆっくりする」
野菜作りを始めた。
元どうりの人力で作業をした。
スコップ、カマ、クワなど昔からの道具で
体を使うことが楽しかった。
しばらくが20年ほど経った。
病で畑を止めた。
***
世の中は、さらに進歩した。
それにデジタルカメラ。
テレビはカラーになり大型になった。
便利な世の中になった。
化石的老人になってきている。
もう、乗り遅れても良いだろうと思う。
では、また明日。
ポチッとをいただくと
ぐっすりと眠れます。
人使いの荒い、亭主だねえ。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
彼岸花は、ちょいと早く咲きそう。
家人「きょうは、天気も良いし
風があって涼しい、草取り日和だねえ」
そう言って洗濯物を干した後に
草取りを始めた。
私は、家のまわりを歩くために
折りたたみの椅子を用意した。
5回廻って、中休み。
その休みの間に、軽くひざの
屈伸運動をする。
7月の半ばから8月の終わりまで
猛暑の間は熱中症が恐くて
ほとんど休んだ。
少しでも、取り返したい。
***
歩きの途中は、家人の脇を通る。
おや、腰掛を使っていない。
お風呂で使っていた古い腰掛が
草取りを助けている筈なのだが。
あるきの途中で物置小屋に寄り
腰掛を持って草取りの傍に差し出した。
家人「これ、取りに行こうと思ったが
腰を上げて立つのが、面倒でねえ
ありがとう、助かったよ」
ありがとうの言葉があるから
気持ちが良い。
お手伝いが楽しくなる。
お手伝いと言えば子供のころに
お手伝いをすると。
よく気がついたね、助かるよ
ありがとうと言われた。
それが嬉しかった。
それで、楽しい一日になった。
年を取れば、子供心に帰ると言う。
今の老老暮らしは、そうなって来た。
歩行練習を続けていると、今度は
草取り鎌を使っていない。
草取りの手袋もしていない。
物置に途中下車をして手袋と
草取り鎌は2本持った。(冗談のつもり)
これを差し出した。
家人「草取り鎌は、両手で使えってかい
人使いの荒い亭主だねえ」と言って笑った。
私「いやなに、使いやすい方をと思ってな」
家人「ハイハイ、心つかいありがとう」
***
家のまわりを歩き続けた。
涼しい。
秋の風だ。
空も青い。
暑い夏に休んだ歩行練習を取り返そう。
私「歩きが終わったら、アイスモナカを
食べようや」
草取り中の背中に、声をかけた。
では、また明日。
涼しくなりました。
ポチッとお願いします。
お米のとぎ汁、何に使うの。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
蕃茉莉の花は、春から咲き続けました。
家人「お米のとぎ汁が、欲しいのかい
畑を止めたのに、何に使うの」
野菜を作っている時は、有用微生物(EM)を
使いお米のとぎ汁を発酵させていた。
もちろん、野菜の肥料に使う。
この発酵液は、野菜作りの仲間に
好評だった。
病気で体力がなくなって畑は止めた。
お米のとぎ汁は、いらなくなった。
***
それが、突然欲しいと言ったので
驚いていた。
私「メダカに使うんだよ」
家人「お米のとぎ汁を餌にしたら
メダカは死んでしまうよ」
私「いいや、ゾウリムシ(草履虫)の
餌にする」
家人「なんだね、ゾウリムシとは
なんだか汚い名前だなあ」
私「ゾウリムシは、水中生物で
プランクトンより少し大きい」
家人「それで、メダカの餌なんだ」
私「そうだよ、特に生まれたての
メダカの針子は1センチ以下で小さい
ゾウリムシは0,1ミリ針子の口に合う」
家人「針子のお馳走か」
私「野生のメダカは、これが常食のようだ
ご飯の代わりなんだろう」
***
今は、圃場整備などの工事で池や小川と
田んぼが直接つながらないようになった。
当然、メダカやその他の水生動物は
姿が見られなくなった。
田んぼに水があり稲が育っている姿は
自然そのものに見えるが、すでに
水生動物の母親、ふところの役目は
終わっている。
目に見えない所で、生き物は
淘汰されている。
しかし、稲作や野菜作りは自然の
ままが理想なのだが収量を
あげるためには
仕方がないところでもある。
メダカは絶滅危惧種のリストに
あげられている。
その地域の固有種すでに
全滅したものもある。
人間の食料を得ることが最優先なのだが
滅びゆく生き物との共生をもう少し
考慮したいものだ。
***
家人「どんどん増やして池や川に
放せば良いよ」
私「それは、駄目なんだよ」
家人「どうしてさ」
私「育てているのは、観賞用に改良された
メダカなんだ、これは外来種と
言っても良い」
家人「日本古来のメダカではないんだね」
私「何とか、池や川に保護地域を設けて
保護したいものだねえ」
各地でやってはいるが、まだまだ少ない。
***
家人「ところでね、家は無洗米なんだよ
お米のとぎ汁は出来ないのよ」
私「えーっ、無洗米かあ、お米のとぎ汁は
無理だなあ」
家人「安心しな、誰か友達のところで
もらうから明日で良いだろう」
私「心配させやがって」
では、また明日。
メダカのためにポチッとを。
訪問看護は、縁の下の力持ち。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
訪問看護のセンターより電話があった。
令和2年度、下半期の介護支援計画書ですが
遅れてすみません。
ご確認をいただきに参ります。
コロナ、猛暑、台風対策で忙しく事務処理が
遅れたことをお詫びします。
***
訪問看護の支援があって、命拾いをした。
その後も続けてもらって生きている。
肺の中のタンが、気道が狭くなっているせいで
出にくく詰まってしまう。
そのままでは、たぶん窒息死。
肺の周辺をマッサージする。
トントンと叩いて、タンを振るい落とす。
カップリングと言う。
タンが一旦出ると、これをきっかけに
気道が幾分広がる。
呼吸が楽になる。
タンも出やすくなる。
病名は、再発性多発軟骨炎。
ノドの軟骨が崩れて変形してゆく。
というもので、なおらない病気。
国の特定疾患の指定を受けている。
タンを出やすくする薬。
咳を止める薬。
肺の中を清潔にする抗生物質。
体の調子を整えるホルモン剤。
外部からの吸入薬。
それに訪問看護の支援。
これで、現状維持を保っている。
***
計画書は上半期とほぼ同様です。
確認のサインをした。
おかげさまで助けられています。感謝。
台風10号がひどく無くて
良かったですね。
この言葉から訪問看護の舞台裏の
話しになった。
訪問看護を受けているが、そのスタッフの
苦労している部分が、初めてわかった。
人工呼吸をやっている人。
停電対策で予備のバッテリーの手配。
酸素吸入が必要な人。
予備の酸素ボンベの手配。
ワシの場合。
台風の低気圧で呼吸困難になる。
駆けつけて、応急のマッサージをする。
わが家に近い看護士さんが自宅待機する。
話をきくと、台風の真っただ中でも
駆けつける。
危険は承知。
***
命にかかわる仕事は、大変なことだ。
台風が無事に通過したと喜んでいる
その裏にはおおきな仕事が、存在していた。
私「台風でお終いなら、それでいいよ
看護の人たちが危険な目に合う」
家人「我慢するしかないね、苦しいだろうが
あとは、神様にお任せだよ」
訪問看護に方たちに感謝。
何事もなくて、良かった。
では、また明日。
ポチッとをいただくと
嬉しいのであります。