嫁に行くのは蕃茉莉。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
ジャンボニンニクの花が、咲き始めた。
昨日は、あいにくの雨で歩きに
行けなかった。
今日は、晴れた。
歩きに行く。
昨日休んだ分を、取りかえそう。
家人「時間は取り戻せない
あきらめよう」
私「うんにゃ、運動を取り戻す」
家人「時間を取り戻せると
良いなあ」
私「言いたいことはわかる
若返りが出来るのだろう」
家人「青春を2度味わえるね」
私「あまーい、再び失恋
だったりしてな」
家人「馬鹿言ってんじゃ
あないよ~」
台所に去って行った。
与太話をしたので、何を考えて
いたのかわからなくなった。
忘却の彼方だ。
***
家人「あんた、ちょっと来て
これを見て」
つわぶきの間を草取り中の
家人が呼んだ。
ツワブキの陰を、指さしている。
私「なんだ、蕃茉莉の赤ちゃん
だねえ」
家人「こんな所にあった小さくて
見えなかったよ」
蕃茉莉の親木は、離れている。
タネが飛んで芽が出たものか。
鳥が、実を運んだか。
私「蕃茉莉の実はあったかねえ」
家人「さあねえ、見たことが
ないなあ」
どうして離れたところで芽が
出たのか。
私「あんた、挿し木をしたのか」
家人「しないよ」
不思議である。
謎めいている。
面白い。
***
私「たしか、この花が欲しい人が
いたなあ」
家人「Mさんだよ、美しいし香りが
良いし庭に植えたいそうだよ」
私「もう、苗を植えたかねえ」
家人「聞いてみよう、苗になるかね」
私「保証はないがね、鉢上げして
活着したらあげて良いよ」
家人「梅雨頃には、植えられる
だろうか」
私「わからん、始めてやる
ことだから」
家人「電話をして見るよ」
***
この蕃茉莉は、福岡の義姉からの
プレゼントだった。
義姉「庭のどこかに植えてね
好きな花だから」
その苗から育った。
その木が、親になった。
子供がMさんのところにゆく。
嫁に行く。
私「福岡の義姉さんに、報告だ」
家人「どうして」
私「あんたの孫が、嫁に行くとな」
家人「ああ、蕃茉莉のことだねえ」
鉢上げがうまく行ったら、報告は
家人にしてもらおう。
この話は、女性同士の方が良い。
唐変木の兄貴に話しても
通じないと思う。
では、また明日。
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