老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

時代おくれ。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

 

まあ、一般的にはペチュニアと言う花は

春先から真夏の暑い盛りに花が咲く。

 

 

私「とうとう、冬を越したなあ」

家人「そうですよ、去年春先に買ったのがね

2度目の花ですよ」

 

 

私「儲かったんだ」

家人「苗が1個です」

私「刺身代にもならない、か」

家人「今年はもっと買いましょうか」

 

 

私「儲けようの下心があると、失敗するね」

 

 

玄関先の大鉢のペチュニアは、不満だろう。

一生懸命に寒い冬を越して、きれいに花を

咲かせたのに。

 

 

老老の2人は、刺身代が儲かったとか

あと鉢を増やして儲けよう。

そんな話をしている。

 

 

もっと、美しいとか素晴らしいと鑑賞する

目玉を持ってもらいたいものだ。

 

 

***

春先には、ペチュニアを植えて秋に

パンジービオラを植える。

 

 

それが、この家に住み初めての定例だった。

今は花の種類も多い。

それに、あでやかな花は、お値段の方も高い。

 

 

その新種の花は、洋酒の会社とか調味料の会社

までもが参加して、作り出している。

 

 

それに比べると日本在来の花たちは地味だ。

花壇の隅に遠慮している。

 

 

家人「そりゃあそうですよ、建てる家が洋風

でしょう、花壇もそうなりますよ」

私「そうかあ、和風の家はなくなるばかりだ」

 

 

洋風の家には、洋風の花壇。

服ももちろん洋服が当たり前。

着物と言う和服は、持っていない。

 

 

ワシも綿入れのはんてんだけ着ている。

足元も、もう下駄ははかないし持たない。

 

 

和風がかろうじて残る時代を

生きてきたようだ。

 

 

家人「時代おくれは、とうの昔に

始まっています」

 

 

そう言えば

娘「父さん、遅れているよ」と

言われた時は、もう始まっていたのだ。

 

 

目立たぬように はしゃがぬように

似合わぬことは 無理をせず

人の心を 見つめ続ける

時代おくれの 男になりたい

河島英五 「時代おくれ」

 

 

では、また明日。

 

 

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