老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

風船唐綿、季節外れの冬支度。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

 

昨年育てた風船唐綿は、真冬の今になって

枯れて来た。

門扉の脇だから見苦しい。

 

 

枯れた枝葉と小ぶりの風船状の

実も、切り落とすことにした。

 

 

団地の風船唐綿は、幹を半分の高さに

残してサッパリと切ってあった。

あんな風にして冬越しさせるようだ。

 

 

***

去年は猛暑だった。

その猛暑に風船唐綿は負けた。

 

 

息もたえだえの状態で、花も実も

つかなかった。

おまけにアブラムシが異常発生をした。

 

 

あの風船状の実が割れて、綿帽子が

飛んでゆく。

そう言う光景を見たかった。

タンポポの綿帽子のように。

 

 

季節が狂った。

計算外のことである。

 

 

涼しくなった秋口に花が

咲き始めた。

 

 

私「もう遅いんだよ、寒くなるから

育たんよ」

家人「もう少し待って、様子を

見ましょうよ」

 

 

家人は、もしかして急に育つかもしれない。

そう言う。

家人の言うことには、従うことにしている。

山の神様だから、当たるだろう。

 

 

12月に入って、テニスボールより

少し小さめの実になった。

 

 

私「これだけになったら、唐綿の帽子が

みられるかも」

家人「言ったとおりだろ、待って

良かったね」

 

 

私「タネは大丈夫かしらん

未熟児ではないか」

家人「心配のし過ぎだよ」

 

 

その時は、親の木が残っている。

大丈夫だと家人は言った。

 

 

したがうことにした。

かって母親だった家人は強い。

 

 

お正月を過ぎて、実が枯れて縮みだした。

一向に、実が割れる気配はない。

 

 

私「きっと、このまま枯れてしまうね」

家人「まだだよ、可能性とやらは

残されているよ」

 

 

葉っぱは黄色になった。

風船状の実は、しわくちゃになった。

 

 

みすぼらしい。

見苦しい。

幹だけ残して切ってしまおう。

 

 

未練がましいが、風船状の実を点検した。

あった、実が割れている。

綿帽子の綿が見える。

 

 

私「おーい、実が割れて綿が見える」

家人「そうですか、なにごとも辛抱が

肝心です」

 

 

私「割れた実は収穫して、枝葉は

切り落とすよ」

家人「遅ればせの、冬支度ですね」

 

 

今年は、もう3回も雪が積もった。

昨年のを入れると、4回も雪が積もった。

そんな、異常気象である。

 

 

もう1回、雪が降って積もるような

気がする。

 

 

幹と枝葉を切って幹は半分ほど残した。

きれいさっぱりになった。

 

 

これで門扉の脇がすっきりしている。

 

 

では、また明日。

 

 

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