老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

もう一度、あの景色を見たいなあ・・・

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

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カラスウリの花は、涼しげに頑張っています。

 

お盆も過ぎた。

昔だったら、朝夕が涼しくなるころだが

ここ数年は、涼しくならない。

 

 

立春やお盆が過ぎると、阿蘇や久住の

草原ではススキの穂が見えるようになる。

 

 

大分竹田で暮らしていたころは、今評判の

黒川温泉が、割と近い所にあった。

それでも、車で30分ほどはかかった。

 

 

黒川温泉は久住のすそ野を横切ったところに

ひっそりと存在していた。

 

 

当時、流行ったものがある。

それは、温泉手形。

 

 

材木を輪切りにした手形で数か所のシールが

貼ってあった。

温泉に入るとそのシールが1個なくなる。

 

 

その日のうちに全部回っても良いが

そんなに幾度も温泉に入れば湯当たりをする。

 

 

1度行って1カ所に決めての温泉巡り。

 

 

山の中の狭いところ。

小さい川が流れている。

その両岸にポツリポツリと温泉旅館が

並んでいる。

木立は深い。

 

 

休みの日は、昼過ぎに思いたってゆっくり

阿蘇と久住の山なみを眺めながら黒川温泉に

たどり着く。

 

 

他の日は、朝から久住の山を歩いて最後に

この温泉に入って帰ることもあった。

 

 

秋も深まってくると、山すそは紅葉し

見物の車も多くなる。

その紅葉がお終いになるころから

ススキの美しさが始まる。

 

 

南向きの草原にススキが群生する。

そんなススキの原が、あちらこちらにある。

 

 

このススキの穂が夕日の中で輝く。

グレイのビロードの布を広げた光景。

 

 

外国生まれの毛並みが良い猫の背中。

日が暮れる直前に見える光景。

 

 

もう冬に入る時期で、観光客の車も少ない。

静か。

静寂である。

風は冷たいが心地よい。

 

 

来週もここを通って、温泉で体を温めよう。

車中でいつも話していた。

 

 

ススキの輝く光景は、今でも思い出す。

 

 

では、また明日。

 

 

 暑くてたまらんですね。

ポチッとをいただくと

涼しくなります。

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