老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

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茗荷の花は、美花超短命。

おはようございます。
久留米のじじいでございます。
 
茗荷の花は、知っていますか?
 
店に出ているのは、つぼみです。
だから、店では花にお目にかかれません。
 

茗荷の花は、美しいですよ。
 

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しかも、咲いているのは一日だけ。
花の命はみじかい。
 
美花超短命と言えそうです。
 
茗荷の花は、一日花。
なんか、歌のなかにありそう。
 
 
朝、見ると咲いています。
昨日の花は、枯れています。
夜中に咲いたのか、どうでしょうか
わかりません。
たぶん、早朝に咲いたのでしょう。

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 明日咲くでしょう。

 

竹藪のような、薄暗い日陰。
その根元に、茗荷の花は生まれます。
薄暗いところで、白い花びら。
対比が際立っています。
だから清楚に見えるのですね。
 

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 茗荷の葉っぱでクマゼミが孵化しました。雨後の空蝉でしょうか。
 
茗荷の由来。
お釈迦様に、物忘れがひどい弟子が
いました。
(私より、もっともっとひどい)
自分の名前すら忘れてしまう。
首から、いつも名札を下げていました。
それで、茗荷(名札)と呼ばれるように
なりました。
 

別の話もあります。
 
「自分が愚かであると気がついている人は
知恵のある人です。
自分の愚かさに気がついていないのが
本当の愚者です」
 
お釈迦様は、ある男に掃除をしなさいと
ほうきを渡しました。
雨の日、風の日、暑い日、寒い日
毎日掃除をしました。
 
続けることで、自分の心のごみやあかが
すべて除かれ、ついに聖者までに
なったそうです。
 
お釈迦様は
 
「悟りを開くと言うことは、決して
たくさんのことを、覚えることではない。
わずかなことでも、徹底すればよい」
 
彼のお墓に、見たことのない草が生えました。
彼は自分の名前を、荷ってずっと努力したから 
この草は「茗荷」と名付けられたそうです。
 
辻料理学校教授 小谷良孝

 
茗荷の香りは、独特ですねえ。
ソーメン、冷や麦、冷奴に
ぴったり。

特徴のある、香りですね。
夏の暑さを、抑える役目。
お昼の食事は、ソーメンがいいなあ。


茗荷は、ショウガの仲間だそうです。
どおりで姿が似ています。
 
 
茗荷の旬はいつだろう。
6月から10月。
ミョウガと秋ミョウガがあります。

ビニール・ハウスでは、ほぼ年中
育てられているようです。

季節感が、なくなりました。
寒いときには、ソーメンや冷や麦は
食べないのでそれで良いのかも。 
 
 
東京に、茗荷谷と言う駅名があります。
この地域は、茗荷の畑が多かった。
谷筋の低地だそうです。
 

地下鉄で通りましたが
降りたことがないですね。

どんなところだったのか
今でもそう思います。
 
 
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